7月下旬に梅雨が明けて以来、厳しい暑さが続く神代植物公園前。花壇の背景に茂る高木によって、強い日差しが当たらないエリアもあります。華やかな彩りを添えていた初夏の花が終わり、次の季節の花へとバトンタッチする端境期ですが、様々な緑が花壇ごとに茂っていて緑のグラデーションが楽しめます。これまで繁茂した植物を切り戻したり、間引いたりするなど庭ごとにメンテナンスの手が入り、先月よりもボリュームが抑えられた花壇もあります。
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夏本番ですが、植物たちからは少しずつ秋の気配が感じられます。日向では様々なグラスの穂が上がっています。シュッとしたもの、フワフワしたもの、煙のようなもの…それぞれの個性をお楽しみください。日陰には落ち着いた夏山の景色が広がります。
猛暑が当たり前となった日本の夏をどう乗り切るか。まずは、日向のエリアで植えられている耐暑性の高い品種を参考にしてください。これだけの日差しに負けず元気に咲いています。そして、見渡すと木陰の重要さに気づく事でしょう。木々を用いて明るい木陰をつくることが、人にも生きものにも心地よい宿根草の庭づくりの大きなポイントかもしれません。
日向では、ノカンゾウ、カノコユリ、オミナエシ、ルドベキアなどの黄、橙、ピンクの夏色が、日陰では、アスター、アガスターシェ、バーベナ、タリクトラムなどの淡いブルーを中心とした涼しげな色でまとめています。風が抜けるような夏の草原をご堪能ください。
日向では、カラマグロスティス・ブラキトリカやパンパスグラス‘タイニーパンパ’の穂が上がってきました。日陰では、ノリウツギが咲いています。また、両方で在来のオミナエシやオトコエシが緑と共に風に揺れています。 カマキリやマツムシなどの昆虫もチラホラ。麦わら帽子と虫籠が似合いそうな景色になりました♪
日本の野山に自生している植物たちが東京都市部の夏をしっかり耐えてくれるか?要観察の季節になってきました。ナガボノシロワレモコウやオミナエシ、フジバカマなど高さのある植物が見どころになってきます。