園内には、昔からの自然が残された4つのサンクチュアリを指定しており、それぞれ谷戸と呼ばれる丘陵地に挟まれた谷状の地形になっています。そこからはや がて多摩川に流れ込む湧水が多数存在し、今では少なくなった貴重な動植物たちも生育しています。これらの地形や動植物のつながりを、丸ごと保全し、豊かな 自然を後世に伝えようとしているのが「サンクチュアリ」です。ここには、動植物の保護・保全のため、立ち入ることができません。みなさまのご協力 をよろしくお願いいたします。
大田川源流にあたり「大田川が切れるところ」という意味を持っています。枯れた杉木立は、もともと川岸にあったもので、池ができることで枯れ木立となり、印象的な景観を形作っています。大田切池周辺はサンクチュアリ地区に指定され、貴重な動植物の宝庫となっています。
第二次世界大戦の末期に戦車の性能テストや操縦訓練用として造られた道です。現在では、春に美しいサクラが開花し、夏には快適な木陰を作ってくれます。道路には車止めを設置していますので、ゆっくりと散策していただけます。
この道は、津久井で取れた鮎を江戸の街まで売りに行くのに通っていたことから「鮎のみち」という名で呼ばれていました。