ここから本文です

いろいろな基金

緑豊かな自然な環境を守りたいという市民や企業から寄付を集め、積み立て、蓄え、活用するために準備されるお金が基金です。多摩丘陵の位置する多摩市、八王子市、町田市には、こうした基金が設けられています。

町田市緑地保全基金

町田市では緑豊かな環境を守っていくための事業の財源として、1985年から市民の皆様や企業のご協力をいただきながら積み立てをはじめました。これが「町田市緑地保全基金」です。
町田市の自然環境を守るための緑地や都市公園の用地を買う必要が生じたとき、市にお金の余裕がない場合にその基金の一部を使います。町田市では2005年から2009年の5年間で緑地や都市公園用地に46万2千m2の土地を買いました。その費用約71億円のうち、約8億2千万円を緑地保全基金から市の予算に繰り入れました。
この基金には市民や企業が市に納める税金の一部が積み立てられています。また、市民の皆様や企業から緑地や都市公園用地を買うためにご寄付いただいたお金もいっしょに積み立てています。
こうして積み立てられたお金は今、約22億円ありますが、市の財政状況を見ると、市に残る緑地を少しでも多く保全していくには基金はいくらあっても足りるということはありません。

ページトップへ戻る

八王子市みどりの保全基金

八王子市では、市内に残された貴重なみどりを市民共有の財産として保全するとともに、緑化の推進を図るための必要な資金を積み立てるため、八王子市みどりの保全基金を設置しています。
この基金を財源にして、開発等により失われてしまう恐れのある市内の貴重な緑地の公有地化を行っています。また、民有地の緑地の保全に対する支援や、沿道の緑化を図るための生け垣造成の補助等を行っています。
様々な企業や市民の皆様から寄附金をいただき、貴重な財源として活用させていただいております。

詳しくはこちら

ページトップへ戻る

多摩市緑化基金によるみどりの保全

多摩市では、みどりの保全及び育成並びに緑化の推進により将来にわたって豊かな自然を保全するために必要な財源を積み立てるため、緑化基金を設置しています。
減少していく緑地を少しでも保全するために市内の自然樹林等を買取り公有地化するための財源を確保するとともに、基金の運用から生ずる益金は緑地保全のための市民協働事業等の経費に充当しています。
また、多摩市寄附条例により「豊かな緑を大切にし、将来にわたって残すための事業」のための寄附金を募り、緑化基金に繰り入れて活用させていただいています。

ページトップへ戻る

東京都公園協会の東京都都市緑化基金

東京都都市緑化基金は、東京に緑を増やすため、昭和60年7月に設置されました。 民間企業・団体による緑化事業・緑化活動に助成金を交付したり、都市緑化に関する普及啓発活動などを行うことで、広くさまざまな場所での緑化が促進されるように努めています。

詳しくはこちら

ページトップへ戻る