多摩丘陵とは

西は高尾山麓から東は神奈川県境へと東西約20㎞にわたる都内最大の丘陵地帯。
人の営みとともに育まれた雑木林、農地、草地が現在の市街地と接しながら散在し、今なお残る里山景観を楽しめたり、たくさんの生きものたちが息づいていたり、多摩の歴史や文化にふれられたりと、多摩の魅力がたくさん詰まったカントリーサイドです。

多摩丘陵の範囲についてはいろいろな説がありますが、ここでは、平成元年に東京都が自然環境の保全と活用を図ることを目的として策定した「みどりのフィンガープラン」の中で位置づけられている「多摩丘陵」を中心として捉えました。高尾山麓を西端とし、東は町田市の神奈川県境辺りまでをその概のエリアとしています。

多摩丘陵には雑木林を中心としたたくさんの自然が残っています。なだらかな丘陵地に降った雨はいくつもの流れを作り、集まり、東京湾へと注がれます。こうした川の源流があるのもここ多摩丘陵です。このように森と海をつなぐ、水と緑の豊かな流域を形作っている環境は、多摩丘陵の自然を考える上でとても重要な特徴といえます。

また、多摩丘陵の範囲をもっと広げて考えたとき、三浦半島を形づくる三浦丘陵にも連なります。このように、多摩丘陵の自然は周辺の自然環境にも大きな影響を与える存在であることがわかります。

多摩丘陵の地図