
神代植物公園のばら園は、現代バラが見られる沈床式庭園、野生種・オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇で構成され、409品種約5,200株が植栽されています。

大温室は昭和59年(1984)に建てられました。植物の多様性を見せる約650種類の熱帯・亜熱帯植物が、熱帯花木室、熱帯スイレン室、ベゴニア室、ラン室の4つの室で楽しめる回遊式の観賞温室となっています。
いつでも花が咲き乱れる南園に誘う空間。それが大温室です。

ムクゲは中国原産の植物で、室町時代から茶花として珍重され、江戸時代には多くの園芸品種が作られました。
当園のむくげ園には、約43品種110本が植えられています。

バラ属は北半球にのみ分布する植物です。園芸品種は現在20,000以上にのぼるといわれていますが野生種のバラはわずか120種ほどしかありません。中でも園芸品種の作出に貢献した品種は、ヨーロッパ~中近東に分布するロサ・フェニキア、ロサ・ガリカ、ロサ・モスカータ、ロサ・カニナ、中近東~アジアに分布するロサ・フォエティダ、中国に分布するロサ・キネンシス(コウシンバラ)、ロサ・ギガンティア、日本・中国に分布するロサ・ウィクライアナ(ロサ・ルキアエ、テリハノイバラ)、ロサ・ムルティフロラ(ノイバラ)のたった9種です。
当園では野生種・オールドローズ、現代バラが5月中旬~7月までと10月上旬~11月まで楽しめます。

ハス科ハス属のハスは、アジア、オーストラリアに分布する東洋ハスと、中部アメリカ、北部アメリカに分布するアメリカハスの2種類があります。日本では本州・四国・九州各地のため池や湖沼などに生息するほか、食用にするために蓮田で栽培されています。
当園では、花ハス約35品種が植えられ、7月中旬~8月中旬まで楽しめます。

アジサイはアジサイ科アジサイ属の植物です。アジサイの野生種は、日本の自生種のほか、海外に自生する外国種、アジサイではないが極めて近い特徴を持つアジサイ科の仲間があります。属名のヒドランゲアは水と容器を意味しています。花の咲き方はガク咲きとテマリ咲き、ピラミッド咲きの三つに分類されます。
当園では、6月上旬~7月上旬まで楽しめます。

ハナショウブはアヤメ科アヤメ属の植物です。ハナショウブの原種はノハナショウブで、これを園芸品種として改良したものがハナショウブです。
ハナショウブの歴史は原種であるノハナショウブからはじまり、江戸時代には江戸花菖蒲として生まれ、明治維新前に肥後花菖蒲(肥後六花の一つ)が生まれ、ほぼ同時期に伊勢花菖蒲(伊勢松坂三花の一つ)も生まれています。
当園では、毎年6月に特設展示場にて展示をしています。




























