防災公園とは
避難場所とは?
避難場所は、震災時に拡大する火災などの危険から避難するための場所です。
敷地面積の大きい公園や河川敷などが避難場所になっています。
ここから各地域の避難場所を
ダウンロードできます。
大規模救出救助活動拠点とは?
大規模な災害発生後すぐに、広域支援・救助部隊等が被災者の救出及び救助等を行うための活動拠点として、オープンスペースを大規模救出救助活動拠点として指定しています。
大規模災害時に都は、自衛隊、警察災害派遣隊(広域緊急援助隊)、緊急消防援助隊(消防)、その他の広域支援・救助部隊等のベースキャンプとして活用するオープンスペース(大規模救出救助活動拠点)を国や区市町村及び関係機関と協議の上、あらかじめ確保します。
大規模救出救助活動拠点の候補地として、都立公園等屋外施設 35 箇所と清掃工場等屋内施設 25 箇所を指定しています。(令和5年度)
訓練中の防災公園の様子
災害時に頼りになる防災公園
(都立公園の場合)
都立公園のうち、総合的な防災計画である「東京都地域防災計画」の中で「大規模救出救助活動拠点」や「ヘリコプター活動拠点」に位置付けられているもの、火災などの危険から避難するための「避難場所」の指定を受けている公園を「防災公園」と呼んでいます。
都内には、63箇所の防災公園があります。
大規模救出救助活動拠点となっている防災公園には、いろいろな防災施設が用意されています。
防災公園にある施設
災害用トイレ
災害時に避難して最も困るものの一つが、トイレではないでしょうか。給水や電気などのインフラが寸断された場合でも利用できるのが「マンホール型災害用トイレ」です。このトイレは、下水道管までの取付管に沿ってマンホールを設置し、災害時にはマンホールのフタをはずして便器を取り付け、他人から見られないようにテントを張って使用します。
便器を取り付けテントを張ることで緊急時のトイレとして使用できます。
かまどベンチ
普段はベンチとして使用していますが、災害時には座る部分をはずすと“かまど”になります。これで火を起こして、炊き出しなどができます(ベンチの形状は、公園により違いがあります。)
- 1. ベンチの座る部分を外す
- 2. 地面と同じ高さのコンクリ面に燃料を置く
- 3. 壁面のデッパリに金網を差し込む
- 4. 火をおこし、鍋などを置いて使う
ベンチによって形や使い方は多少異なります。
外した部分は、テーブルとして使えます。
普段はベンチですが、災害時には「かまど」として炊き出しに使用できます。
防災井戸ポンプ
水道などのライフラインがストップした時に利用できる、手動で汲み上げる水道ポンプです。これで生活用水を確保できます。※この水は飲料水用ではありません。
災害時にトイレ用水や生活雑用水を提供します。
防災パーゴラ
災害時にはテントをかけて、仮設の避難施設として使用します。
傷病者の救護所や、体力のない方の避難施設などの救援スペースとして優先的に使用します。
災害時にはテントをかけて、救護スペース等として使用します。
デジタルサイネージ
災害時には防災情報を提供します。
停電しても非常用の電源で稼働し、地震情報を確認することができます。
災害時には防災情報を提供します
災害救援自動販売機
災害時、一定の条件が揃った時に、飲料を無償提供します。
災害時には飲料を無償提供します。