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2021/03/12
3月中旬の小山田緑地の動植物
3月に入って気温が20度近くになることもあり、ようやく春を迎えたようです。園内の各所で草木の花が咲き、草地では、長い冬を乗り越えた昆虫たちが活動しています。
ウグイスカグラ
明るい林縁などで、愛らしい下向きのピンクの花を咲かせます。ウグイスのさえずり始める時期に、花を咲かせることが、名前の由来です。
タチツボスミレ
草地や林縁など明るい環境を好み、園内では、もっとも普通にみられるスミレの仲間です。花の色合いや葉の形状や大きさなど、変化に富んでいます。
カントウタンポポ
明るい草地でみられる在来のタンポポです。花の裏側の“総苞片が反り返らない”ことが、外来種のタンポポとの識別ポイントです。
モンキチョウ
黄色い翅(はね)に、黒色と白色の斑紋があります。明るい草地を飛び回り、時折、タンポポやオオイヌノフグリの花に止まり、蜜を吸います。
ナナホシテントウ
日差しが暖かくなると、長い冬を乗り越えた成虫が活発に動き出します。ホトケノザやヒメオドリコソウなどの野草の上を、忙しなく行ったり来たりします。
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