見どころ

丘の自然林

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高島平の地は、古くは徳丸ヶ原と呼ばれる将軍家の鷹狩場。原とはいっても丘陵もあり、赤塚公園はその丘陵の一部を利用しています。幅約70m、長さ 2.3kmの東西に伸びる丘陵地は、高さ20mほどあり、全体がムクノキ、アカメガシワ、エノキ、イヌシデ、シロダモ、エゴノキ、ヌルデなどの木々で覆わ れています。麓から丘に登る樹間の道は、すぐそばに高速道路が走っていることを忘れさせてくれます。

フィールドミュージアムガイド
赤塚公園・崖線の植物(PDF)

バードサンクチュアリ

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公園では自然林の一部を野鳥の保護区にしています。コジュケイ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラなどがいます。また、この保護区の中には野草のニリンソウが自生している場所があり、地元のボランティアの方々により保護されています。

赤塚城址

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公園の西端からほど近い、小高い丘の上に赤塚城址があります。これは康正2年(1456年)に、太田道灌の力を借りてこの地を平定した千葉自胤の居城・本丸跡です。
石神井公園内に位置する豊島氏の居城である石神井城は、この千葉自胤によって落とされました。
どちらの城跡も現在は公園になっており、そうした歴史を探って公園巡りをするのも、ひとつの趣向です。

フィールドミュージアムガイド
日本の中世の城と武士たち(PDF)

ニリンソウ自生地

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サクラの花が散る頃、大門地区の雑木林が可憐な野草・ニリンソウで美しく色どられます。武蔵野台地の崖線に沿って奥行きは20m、東西約200mの白い花の乱舞は見る人を別世界にいざないます。赤塚城址下の竹やぶ脇の小道にも咲いており野草観察の穴場となっています。

昆虫観察

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湧水の池やボランティアによるビオトープがあり、昆虫の観察ができます。

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