もみじ谷の紹介

 長岡安平の基本的な設計方針は「自然的」であることで、地形を活かし人工を抑え、土地に適した樹木を植えてメリハリのある景観の移り変わりを楽しめる空間をめざしています。
 紅葉滝は、かつて滝が流れていた地形を利用し、2段に落ちる滝、滝壺、そこから地形になじんで弁天池まで走る渓流、その途中2箇所には土橋をかけ、水の景を包み込むように自然木が配されるなど、まさに都心のなかに深山渓谷の趣ある逍遥空間を創出させています。
 令和2年に修復工事が完了し、景観の復元等を行いました。

  • 現在のもみじの滝
  • 竣工当時の紅葉滝
  • 芝公園内瀑布設計図