豊かな多摩丘陵の自然を育む

小山内裏公園

おやまだいりこうえん

お知らせ

2025/01/25

1月4週目の綿毛たち ~1月23日版

綿毛と聞いて、まず思い浮かべるのはタンポポではないでしょうか。息を吹きかけると、ふわふわと舞い上がる綿毛を見たことがある方も多いと思います。では、なぜ息を吹きかけると綿毛が舞うのでしょうか?

それはシンプルに言うと、「種を遠くに飛ばすため」です。綿毛が風をキャッチし、根元に付いている種を遠くへ飛ばすことで、生育地を広げていきます。このような種子の散布方法を「風散布」といいます。
今回は、風の力で種子を散布するキク科の植物2種とキンポウゲ科の植物1種をご紹介致します。
これらの植物は同じ戦略を持っていますが、どのような違いがあるのか、早速見てきましょう!

P1220010

コウヤボウキ(キク科)
綿毛の色はピンクがかっていてとてもかわいい。
今の時期は、周りの植物が枯れているので、よく目立ちます。

小山内裏250123コウヤボウキ (3)

コウヤボウキの綿毛
鳥の羽のようでとてもきれい。
根元にあるシュッとした棒状のものが、種になります。

小山内裏250123オヤマボクチ(1)

オヤマボクチ(キク科)
綿毛がたっぷりとボリューミー
モフモフしていてかわいらしい。

小山内裏250123オヤマボクチ (2)

コウヤボウキと違って、綿毛は長く、種も倍以上に大きいです。
種が重い分、綿毛を長くする必要があるのですね。

小山内裏250123センニンソウ (1)

センニンソウの綿毛(キンポウゲ科)
名前の由来は、綿毛が仙人のヒゲのように見えることからだそうです。この名前は非常に覚えやすく、ユニークなネーミングだと感心してしまいます。
先ほど紹介した2種類のキク科の植物と比べると、見た目が全く異なります。種は圧倒的に大きく、綿毛の形も線状ではなく、ブラシ状になってます。
戦略が同じでも、姿形がこんなにも違うのは面白いですよね!