豊かな多摩丘陵の自然を育む
小山内裏公園
おやまだいりこうえんお知らせ
2024/08/24
8月4週目の昆虫 ~8月24日版~
暑い中でもゲリラ豪雨や台風の雨もあり、不安定な天気が多くなってきました。
まだ夏のトンボやセミがたくさんいますが、エンマコオロギやカネタタキなどの鳴く虫の鳴き声も聞こえるようになっています。
キツネノマゴなどの小さな花にヤマトシジミやイチモンジセセリなどの小型のチョウが訪れる様子がよく見られます。
体色は緑色型と褐色型がいて、縦すじがあるものもいます。オスは飛ぶ時にキチキチ…と音を出します。メスはオスの倍くらいあります。
ショウリョウバッタに似ていますが頭部が短くからだがあまり反り返っていないこと、後脚が短いことなどの違いがあります。
写真はオスで、メスは背中の縦すじがクリーム色です。オスは夜、ツツツ…ツツー、ツツーなどと鳴きます。褐色型もいます。
つる植物のクズの葉を食べる小さな甲虫で、クズの葉の上で見られます。ヤマトタマムシほど鮮やかではありませんが、わずかに青い金属光沢があります。
黒地にオレンジ色の紋が左右についているハチ。花に飛来します。園内では普通種で、毎年夏から秋によく見られます。