豊かな多摩丘陵の自然を育む

小山内裏公園

おやまだいりこうえん

お知らせ

2024/06/25

6月4週目の昆虫 ~6月25日版~

梅雨入り前後に2回大雨が降り、園内の池や小川の水位は例年より高い状態となっています。

 

当公園で保護に力を入れている、東京都のレッドリストの多摩部でEN(絶滅危惧ⅠB類)に指定されているキイトトンボが今年も順調に羽化しています。

 

ほかにも赤トンボの仲間の成虫が出現し始め、多彩なトンボが見られる季節になりました。

ショウリョウバッタ幼虫 ショウリョウバッタの幼虫

バッタの幼虫は成虫と似た姿をしており、食べものもほぼ同じです。体色が緑色・褐色それぞれのものがあり、幼虫の頃から色は違っています。

小山内裏公園240625ショウリョウバッタモドキ幼虫 ショウリョウバッタモドキの幼虫

ショウリョウバッタの幼虫に似ていますが、後脚が短いなどの違いがあります。ススキやチガヤの群落にいることが多く、園内での分布はやや限られています。

小山内裏公園240625シロオビアワフキ シロオビアワフキ

アワフキムシ類はセミに近い仲間で、草の茎などの汁を吸いますが、鳴きません。本種ははねに白帯があるのが特徴です。

小山内裏公園240625キイトトンボのヤゴ2 キイトトンボのヤゴ

トンボの幼虫はヤゴと呼ばれ、水の中で暮らします。イトトンボ類のヤゴは細長く、尾鰓(びさい)という呼吸のための器官が3本あります。

小山内裏公園240625キイトトンボ (2) キイトトンボ

写真は雌雄のペアで、前の黄色みが強い方がオス、後ろの色が淡い方がメスです。成虫は6月後半から9月頃に見られます