豊かな多摩丘陵の自然を育む

小山内裏公園

おやまだいりこうえん

お知らせ

2024/04/01

4月初めの昆虫いろいろ ~4月1日版~


3月の気温が低かったため春のチョウの出現は遅れています。

 

成虫で越冬するもの以外では、モンシロチョウ、モンキチョウなども飛び始めています。

 

これから4月中旬にかけて、アゲハチョウ、ルリシジミなども見られるでしょう。

 

テントウムシは成虫で越冬するものが多く、今回紹介するものの他にも、大きなカメノコテントウも見られます。

 

小山内裏公園240401ナナホシテントウ ナナホシテントウ

成虫で越冬します。成虫、幼虫とも主に草につくアブラムシを食べます。写真はカラスノエンドウにとまっているところです。

小山内裏公園240401ナミテントウ ナミテントウ

成虫で越冬します。成虫、幼虫ともアブラムシを食べ、木にも草にも訪れます。写真の個体のような二紋型の他にも模様が数タイプあります。

小山内裏公園240401ベニシジミ ベニシジミ

明るい草原で普通に見られます。成虫期は早春から晩秋までです。春や秋の低温期はオレンジ色が明るく、夏型は黒ずんだ色合いです。

小山内裏公園240401トラフシジミ トラフシジミ

縞模様をトラに見立ててこの名があります。成虫は春と6~7月の年2回発生し、夏型は縞模様が不明瞭です。園内では少ないです。

小山内裏公園240401テングチョウ テングチョウ

褐色にオレンジ色の紋があるやや小さめなチョウです。成虫で越冬して春に再び活動します。幼虫はエノキの葉を食べます。園内では普通に見られます。