豊かな多摩丘陵の自然を育む

小山内裏公園

おやまだいりこうえん

お知らせ

2024/04/01

小山内裏公園の桜いろいろ ~4月1日版~

3月の気温が低かったため桜の開花は遅れていましたが、28日以降の数日の暖かさのおかげで一気に咲き進みました。

 

園内の桜で最も多いのがヤマザクラですが、当公園とその周辺にしか自生していないタマノホシザクラや関東地方南西部でしか見られないヤブザクラといった珍しいものもあります。

小山内裏公園240401タマノホシザクラ タマノホシザクラ

2004年に新種として見つかった桜で、花の裏のがく片が星形で赤みが強いのが特徴です。ソメイヨシノより少し早く咲きます。園地の東側で多く見られます。

小山内裏公園240401ヤブザクラ (1) ヤブザクラ

関東地方南西部に局所的に分布しており、園内では雑木林で見られます。タマノホシザクラより少し早く咲きます。

小山内裏公園240401ソメイヨシノ (1) ソメイヨシノ

代表的な桜ですが、園内では京王バスの営業所の向かい側などに少し植栽されている程度です。今年は開花が遅く、今がちょうど見頃です。

小山内裏公園240401オオシマザクラ (1) オオシマザクラ

緑色の若葉と白い花が同時に展開するのが特徴です。桜餅に使われることで有名です。園内では東側の雑木林に多いです。

小山内裏公園240401ヤマザクラ (1) ヤマザクラ

赤茶色の葉と淡いピンク色の花が同時に展開するのが特徴です。開花は平均的にはソメイヨシノよりわずかに遅いですが、気候条件によっては同時に咲く年もあります。現在五分咲きくらいです。