豊かな多摩丘陵の自然を育む

小山内裏公園

おやまだいりこうえん

お知らせ

2022/08/19

晩夏の夜の昆虫 ~8月19日版~

晩夏の夜は、樹液に集まる昆虫やセミの羽化、カラスウリの花といった夏の生きものが見られる一方で、コオロギやキリギリスの仲間の虫も盛んに鳴いています。

この日は翌日の「サマーナイトわくわく自然観察会」の下見をしたのですが、これらのほかにも様々な昆虫が見られました。

小山内裏公園220819ツクツクボウシ羽化_01 ツクツクボウシの羽化

晩夏に多いセミで、オスはオーシーツクツクなどと鳴きます。羽化直後はからだが青白く、透明なはねに薄緑色の翅脈(しみゃく=すじのこと)が美しいです。

小山内裏公園220819ハヤシノウマオイ (1)_02 ハヤシノウマオイ

樹林地やその周辺にすむキリギリス科の昆虫で、オスは夜、スイーッチョ、と鳴きます。よく似たハタケノウマオイは速く鳴きます。

小山内裏公園220819ベニスズメ (3)_03 ベニスズメ

夜活動して樹液を吸うピンク色のスズメガの仲間です。はねは細長く、羽ばたきながら空中で止まることができます。幼虫はツリフネソウなどの葉を食べます。

小山内裏公園220819カブトムシ_04 カブトムシのメス

オスと違って角がありません。樹液に集まるほか、夜間照明にも飛来します。初秋に腐りかけた落ち葉の中に卵を産みます。

小山内裏公園220819ノコギリクワガタ(1)_05 ノコギリクワガタのオス

オスの大あごは個体差が激しく、大型個体では大きく湾曲し、小さい個体ほどまっすぐになる傾向があります。写真のオスは中くらいのサイズです。メスの大あごは小さいです。