お知らせ
2024/07/24
7月の見どころ(24日)「夏の生きものを探そう②」
樹木の枝先で葉っぱの裏にくっついている印象が強いセミのぬけがら。こちらの写真では背の低い笹についています。ぬけがらがくっついている場所に注目して見比べてみるのも楽しそうですね!
ビジターセンターでは来園者参加型の夏休み合同企画展示「セミのぬけがらくらべ」開催中です(R6.7.20~8.31) 見かけたぬけがらをビジターセンターへとそっと持ち帰り、どんなセミのぬけがらなのか、調べてみませんか?
生垣の中に見つけた、水玉模様のラミーカミキリ。「ラミー」とは繊維原料の「苧麻(ちょま)」の一種で、このカミキリムシが苧麻の仲間を食草とすることから命名されました。
小峰公園ではふれあい広場や谷戸田周辺に自生する「苧麻」、カラムシやアオカラムシによく飛来します。
ラミーカミキリが見られる場所:ふれあい広場、谷戸田
谷戸田奥の池のほとりで、緑と黒のツートンカラーに塗り分けられた小さなキリギリス──ヒメギスを見つけました。
小峰公園では、ふれあい広場にバッタの仲間が観察できる草地環境を創出しています(エコパッチ)が、ヒメギスは湿った場所を好むため、あまりそちらでは姿を見かけません。田んぼ周辺で「シリリリリ……」という鳴き声が聴こえたら、そっと周囲の草むらを探ってみてください。
ヒメギスが見られる場所:谷戸田
杉の木広場の片隅で、フジカンゾウが開花しました。藤に似た紫色の花と、漢方薬に広く用いられる甘草に似た葉っぱを持つことからこの名で呼ばれます。
フジカンゾウが見られる場所:杉の木広場