小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2024/02/16

2月の見どころ(16日)「早春の小峰公園②」

小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。

SeribaOren-thumb-240xauto-111410 ①杉の木広場の見どころ『セリバオウレン』

杉の木広場のセリバオウレンが見ごろを迎えています。逆さの線香花火のような小さな花が杉の木広場の林床全体をひそやかに彩ります。
よく観察してみると、雄花と雌花が混じっていることがわかります。足を止め、探してみるのも一興ですね。

セリバオウレンが見られる場所:杉の木広場

YamaRedFrogsEgg-thumb-240xauto-111409 ②谷戸田の見どころ『ヤマアカガエルの卵』

春に向かって気温が徐々に上昇しつつある谷戸田では、ヤマアカガエルの産卵が始まりました。いくつかの種類のカエルの繁殖が見られる小峰公園の谷戸田で、もっともはやく産卵するカエルが、このヤマアカガエルです。
コッコッコッコッという鳴き声が聞こえてきたら、どこかに成体がいるかもしれません。

ヤマアカガエルが見られる場所:谷戸田

 

OldmanFireStarter-thumb-240xauto-111408 ③ふれあい広場の見どころ『ジョウビタキ』

ウメの枝にとまる、オレンジの腹部が鮮やかな野鳥、ジョウビタキ。地面をじっと見つめて食べ物を探しています。
尉(翁)の髪色を思わせる灰色の頭部と、火打石のようにカッカッと嘴を打ち鳴らす音から「ジョウビタキ(尉火焚き)」。秋川流域では、背中の白い斑点模様から「ダンゴショイ(団子背負い)」の名で呼ばれていました。

ジョウビタキが見られる場所:ふれあい広場、ビジターセンター周辺

 

BlueJi-thumb-240xauto-111407 ④桜尾根の見どころ『アオジ』

桜尾根沿いの篠の中から、アオジが飛び出してきました。
オスメスともに背面は茶色、腹面は黄色で、さらにオスは名前の由来にもなっている「青い(緑色の)」頭部を持っています。

アオジが見られる場所:桜尾根

 

ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。

※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。