小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2024/10/25

10月の見どころ(24日)「秋の小峰のアザミ類」

小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。

24 10 2 (1) ①園内の見どころ『赤とんぼ』

10月も後半になると気温がぐっと下がりますが、園内ではまだ、時折赤とんぼの姿を見かけます。
小峰公園でみられる赤とんぼにはアキアカネ、マユタテアカネ、コノシメトンボなど複数の種がありますが、これらは翅や翅胸の模様などで判別可能です。シーズン中、ビジターセンター窓口では判別の手助けとなるセルフガイドツールを配布しています。ぜひご利用ください。
写真撮影日:10月24日

24 10 2 (3) ②八坂神社周辺の見どころ『アズマヤマアザミ』

都道沿いの寒念仏の脇を通って神社下から桜辻へと抜ける道の途中で、大ぶりなアザミが花を咲かせています。
アズマヤマアザミは、まっすぐに伸びる茎葉の様子から、とくにがっしりした印象を受けるアザミです。小峰公園では、ほかのアザミに比べると少々薄暗い場所で生育します。
アズマヤマアザミがみられる場所:八坂神社周辺、桜尾根

24 10 2 (2) ③桜辻周辺の見どころ『ノハラアザミ』

梅林の裏手から桜辻にかけて、ノハラアザミが咲いています。人の腰丈ほどの小型のアザミですが、花は大きく、ミドリヒョウモンなどの蝶がよく訪れます。
小峰公園では、蕚(がく)の周りを小さな葉っぱがぐるりと囲う、「くるまあざみ」タイプのものもしばしばみられます。
ノハラアザミがみられる場所:桜辻周辺

24 10 2 (4) ④桜尾根の見どころ『タイアザミ』

桜尾根を登っていくと、背丈が高く、花の付け根のトゲが目立つアザミの姿が目につきます。タイアザミの名は、この鋭いトゲの様子から「痛いアザミ」が転じてついたといわれます。「アザミ」そのものの名も、トゲの痛みを表現したものともいわれますので、名前全体でトゲについて表現しているようですね。
タイアザミがみられる場所:桜尾根

ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。

※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。