ふれあい広場から民家風休憩舎の屋根の向こう側を見上げると、カラスザンショウの実が房生りについている姿が目に入ります。
ミカン科に属するこの木の実は野鳥に人気があり、運が良ければメジロの群れやキツツキの仲間が食事に訪れる瞬間に出会えるかもしれません。

カラスザンショウが見られる場所：ふれあい広場、桜尾根

秋の半ばにみられたサラシナショウマの花期が終わったひのき広場は薄暗く、前だけ見ていると寒々しい印象を受けてしまいます。
視点を少し高くしてみれば、そこには黄緑、黄色、オレンジ、赤と色鮮やかなこう葉のグラデーションがありました。写真にうつる葉はオオモミジ(上)、イロハモミジ(中、右)、ドウダンツツジ(下)です。

八坂神社の前を通って桜辻へ向かう途中で、オトコヨウゾメの葉が赤く色づきました。
結実はあまり揮わない年でしたが、こうして紅葉している姿もきれいですね。

オトコヨウゾメが見られる場所：八坂神社周辺、展望広場、ホオジロ尾根