小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2023/10/25

10月の見どころ(24日)「秋深まる小峰の生きもの①」

小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。

10月の見どころ(24日)「秋深まる小峰の生きもの①」_01 ①桜尾根の見どころ『ヒメアカタテハ』

桜尾根のアザミの花で吸蜜するヒメアカタテハ。だんだんと気温が低くなってきた昨今ですが、桜尾根ではまだ、ヒメアカタテハやヒョウモンチョウの仲間など橙色のチョウたちが吸蜜や日光浴する姿を見ることができます。

ヒメアカタテハが見られる場所:桜尾根

 

10月の見どころ(24日)「秋深まる小峰の生きもの①」_02 ②ふれあい広場の見どころ『チカラシバ』

写真はふれあい広場のエコパッチ(刈り残し)で、チカラシバの穂が朝日を浴びて輝く様子です。ガッシリした草姿のチカラシバの穂がこうして出揃うと壮観ですね
果実先端の毛によって、動物の毛皮にくっついて分布を広げる「ひっつき虫」のひとつです。観察の際はうっかり服にくっつけてしまわないようお気を付けを。

チカラシバが見られる場所:ふれあい広場

 

10月の見どころ(24日)「秋深まる小峰の生きもの①」_03 ③杉の木広場の見どころ『クロコノマチョウ』

樹液を吸うためにクヌギの木へ訪れているクロコノマチョウを見かけました。本来夜行性のチョウですが、杉の木広場は樹冠の陰になっているからか、日中でも樹液に飛来しています。

クロコノマチョウが見られる場所:杉の木広場、谷戸田 他

 

10月の見どころ(24日)「秋深まる小峰の生きもの①」_04 ④展望広場周辺の見どころ『コウヤボウキ』

展望広場周辺ではコウヤボウキの花が見ごろを迎えています。薄桃色の花弁が箒のように広がる姿をしていますが、名前の"ホウキ"は花の姿ではなく、枝を束ねて箒を作ったことに由来するようです。

コウヤボウキが見られる場所:展望広場、ホオジロ尾根、桜尾根

 

ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。

※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。