お知らせ
2023/09/22
9月の見どころ(22日)「秋の花と訪花昆虫」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。
ビジターセンター裏手の斜面でウドの実が黒く色づいてきました。ポンポンのような花が次々と開花するため、今の時期は蕾から果実まで観察することができます。
ハチやアブなどの訪花昆虫にも人気の花で、時にスズメバチが訪れることもあるので、観察の際はご注意を。
ウドが見られる場所:ビジターセンター裏、ふれあい広場入り口
桜尾根では美しい濃紫色のノダケの蕾がほころび始めました。小峰公園ではあまり多くの種の昆虫が集まる花ではありませんが、これを好む代表的なものに写真のキイロスズメバチやヒメスズメバチの名が挙がります。
ノダケが見られる場所:桜尾根
展望広場周辺で開花が始まったオケラの花に、キンケハラナガツチバチの集団が訪れています。
キンケハラナガツチバチは「キンケ」の名の通り、金色の毛が黒い体色に映える美しい蜂です。夏から秋にかけて活動しますが、9月から10月ごろに様々な花に訪れる姿をよく見かけます。
オケラが見られる場所:展望広場、桜尾根
キンケハラナガツチバチが見られる場所:園内各所
駐車場の桜の根元でニラの花が咲いています。ひとつひとつは小さな花ですが、シジミチョウやヒョウモンチョウ、アゲハチョウなど種々様々な蝶のほか、サビキコリ(コメツキムシの一種)などの甲虫も訪れます。
ニラの花が見られる場所:駐車場、ビジターセンター横 木戸周辺
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。