小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2023/07/28

7月の見どころ(28日)「観察しよう 夏の昆虫・夏の花」

小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。

uba_semi_01 ①園内各所の見どころ『セミのぬけがら』

樹木の枝先で葉っぱの裏にくっついている印象が強いセミのぬけがら。杉の木広場ではウバユリの花にくっついているものを見かけました。ぬけがらがくっついている場所に注目して見比べてみるのも楽しそうですね!
ビジターセンターでは来園者参加型の夏休み合同企画展示「セミのぬけがらくらべ」開催中です(R5.7.21~8.31) 見かけたぬけがらをそっと持ち帰り、どんなセミのぬけがらなのか、調べてみませんか?

→企画展示特設ページはこちら

kitsu_sori_02 ②杉の木広場の見どころ『キツネノカミソリ』

杉の木広場の木枠の中で鮮やかなオレンジ色の花が咲き始めました。彼岸花の仲間の特徴でもある狭長な葉っぱの形を剃刀に見立てた「キツネノカミソリ」です。地域によってはヒガンバナがこの名で呼ばれることもあるようで、ちょっと混乱しそうですね。
小峰公園でみられる彼岸花の仲間には、キツネノカミソリのほか、"ナツズイセン(8月ごろ)"と"ヒガンバナ(10月ごろ)"があります。

キツネノカミソリが見られる場所:杉の木広場

 

miso_hagi_03 ③谷戸田の見どころ『ミソハギ』

谷戸田入り口の池のほとりで、ミソハギの花が風に揺れています。
ミソハギの名は湿地などに生えることから「溝萩(みぞはぎ)」とつけられた説や、盆花として使われることから「禊萩(みそぎはぎ)」と呼ばれていた説などいくつかの由来と説があるようです。

ミソハギが見られる場所:谷戸田

huki_batta_04 ④ホオジロ尾根の見どころ『フキバッタ』

都道31号線に並行する小道沿いのロープ柵の杭の上にちょこんと乗ったフキバッタと出会いました。フキの葉っぱをよく食べることから命名された本種は、明るい林縁を好むため、ホオジロ尾根の樹林と拓かれた都道の境目を走るこの小道でよく見かけます。
似た環境を好む生き物が多いのか、このロープ柵ではミノムシ、ハエトリグモ、ムネアカオオアリ、ハゴロモ類など様々な生き物の姿を見ることができます。

フキバッタが見られる場所:ホオジロ尾根

 

ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。

※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。