お知らせ
2022/10/31
10月の見どころ(8日)「秋めく小峰の動植物」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。
桜尾根から展望広場、ホオジロ尾根にかけて生えているススキ。中秋の名月の頃から穂を伸ばしていたススキの開花が始まりました。
結実した後のふわふわの穂とはまた違った雰囲気を持つススキの花を、ぜひ探してみてください。
ススキが見られる場所:展望広場、桜尾根、ホオジロ尾根
ホオジロ尾根の巻き道で真っ赤に色づくオトコヨウゾメの果実を見つけました。
固い果肉は長く枝に残り、秋遅くまで見られます。
オトコヨウゾメが見られる場所:ホオジロ尾根
けやき広場の水路に蓋をするかのように枝を張るサワフタギ(沢蓋木)に、瑠璃色の果実がついています。
在来の樹木ではほかにみない鮮やかな色を持つ木の実が完熟すると、キビタキなどの野鳥の食べ物になるからか、すでに実のついていない茎も目立ちますね。
サワフタギが見られる場所:けやき広場
田んぼ周辺では赤とんぼの姿が見られます。アキアカネ、マユタテアカネ、コノシメトンボなど複数の種がありますが、これらは翅や翅胸の模様などで判別可能です。
シーズン中、ビジターセンター窓口では判別の手助けとなるセルフガイドツールを配布しています。
赤とんぼが見られる場所:谷戸田、ふれあい広場
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。