お知らせ
2022/07/27
7月の見どころ(27日)「夏の花と昆虫たち」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。
谷戸田の入り口では、ミソハギの花がお出迎え。池のほとりで赤紫の花が風に揺れています。
ミソハギの名は湿地などに生えることから「溝萩(みぞはぎ)」とつけられた説や、盆花として使われることから「禊萩(みそぎはぎ)」と呼ばれていた説などいくつかの由来と説があるようです。
ミソハギが見られる場所:谷戸田
桜尾根の所々で薄紫の花を咲かせるアキノタムラソウに、ダイミョウセセリが吸蜜に訪れていました。開花する花の少ない夏の時期に、多くのチョウが集まる観察スポットです。
アキノタムラソウが見られる場所:桜尾根、ホオジロ尾根
ふれあい広場にある民家風休憩舎の裏手でウバユリが一列に並んで咲いています。「花咲くころには葉が枯れ落ちることから歯の無い老女に例えて姥百合(うばゆり)と名付けられた」と紹介されることが多い花ですが、実際には開花期には青々とした葉を茂らせています。
花期があまり長くない植物ですので、観賞はお早めに。
ウバユリが見られる場所:民家風休憩舎
冒険広場に生えるエノキの周辺では、飛翔するヤマトタマムシが見られます。毎年7月後半の暑い時期になると姿を現し、エノキの樹冠を飛び回る生きた宝石です。
ヤマトタマムシが見られる場所:冒険広場
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。