お知らせ
2022/05/29
5月の見どころ(29日)「初夏の生きもの」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。

ふれあい広場の園路沿いに生えているエゴノキの葉っぱが小さく丸められています。
これはエゴツルクビオトシブミが作った「揺籃(ようらん)」で、中には卵が産みつけられています。
オトシブミの揺籃が見られる場所:ふれあい広場

谷戸田から桜尾根を見上げると、斜面半ばにガマズミの白い花が咲いているのが目に入ります。秋に実る赤い果実は鳥たちに大人気の食事となりますが、こちらもまた、ハナムグリなどの訪花昆虫たちが花粉を食べるために集まります。
ガマズミが見られる場所:谷戸田、桜辻

桜尾根を登っていくと、園路沿いにノアザミの花が点在しています。小峰公園には4種のアザミが生息していますが、その中でも初夏にみられるアザミがこのノアザミです。
ノアザミが見られる場所:桜尾根

展望広場の片隅には、剪定枝を積み上げたエコトーンが設置されています。枝の隙間は様々な生きものが隠れ家として利用しており、ここ最近はカナヘビがよく姿を見せる絶好の観察スポットになっています。
ニホンカナヘビが見られる場所:展望広場
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問合せください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。