お知らせ
2021/12/28
12月の見どころ(25日)「冬の景色と植物たち」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。
ふれあい広場にある畑の真ん中で黄色いイエギクが咲き、鮮やかな花や実が少なくなる冬の小峰公園に彩りを添えています。
イエギクは昔から畑の一角で栽培され、仏花などに利用されてた里山の花です。
家菊が見られる場所:ふれあい広場
寒念仏供養塔から八坂神社の下を抜け、桜辻へと続く道の途中。ここでは真っ赤な実をつけたマンリョウが見られます。
雰囲気が似ているカラタチバナの中国名"百両金("沢山の金"の意味。両は重さの単位。)"から連想し、縁起を担いでつけられたと言われています。縁起物としてセットで語られる植物に、アリドオシ(一両)、ヤブコウジ(10両)、センリョウ(千両)があります。
マンリョウが見られる場所:八坂神社周辺、里山尾根
冬は空気が澄み渡り、1年のうち最も遠くの山が美しく見える時期です。
小峰公園では定期的に藪の刈払いを行い、より広い景観を楽しめるよう管理をしています。
眺望が楽しめる場所:展望広場、馬頭観音-最高地点間、八坂神社
ダイサギ、アオサギ、アライグマ…… 田んぼの表面にはいろいろな生きものの足跡が残されています。
稲刈りが終わって水を抜き、徐々に乾きつつある冬の田んぼは、足跡観察にぴったりのスポットです。
足跡が見られる場所:谷戸田
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問い合わせください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。