お知らせ
2021/10/27
10月の見どころ(27日)「秋深まる小峰の生きもの」
小峰公園で見られる旬の自然情報を紹介します。
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田んぼに立ててある篠竹の先端にナツアカネが止まっていました。
稲刈り前は田んぼの中のイネ等にとまっていたトンボたちですが、現在は田んぼの端に立ててある篠竹にとまることが多いため、探しやすくなりました。寒くなると姿を消してしまうため、観察はお早めに。
ナツアカネが見られる場所:谷戸田
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桜尾根でリュウノウギクが見ごろを迎えています。
小峰公園にはユウガギク、シロヨメナ、シラヤマギクなど多くの野菊の仲間が自生していますが、その中でも最も遅い時期に咲く野菊がリュウノウギクです。
リュウノウギクが見られる場所:桜尾根、里山尾根
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桜辻の周辺では、花の周りをぐるりと小さな葉っぱが囲んだクルマアザミが見られます。
クルマアザミはノハラアザミの変種(同じ種でも外見などに大きな違いが見られるもの)で、小峰公園では両者が入り混じって咲いています。
クルマアザミが見られる場所:桜尾根(桜辻周辺)
![PA290277_04](/park/komine/assets/news/2021/20211027_04.webp)
園内に点在するヒサカキの果実が、黒く色づいてきています。
春先の花から漂う独特のスパイシーな匂いからはとても想像できませんが、小さな果実には鳥たちが好むタイプの甘みがあるようで、シジュウカラやヒヨドリ、アオバトなど様々な野鳥が利用します。
ヒサカキが見られる場所:桜尾根(桜辻)、ホオジロ尾根、展望広場
ご不明点がありましたら、ビジターセンター窓口までお問い合わせください。
※園内の動植物の採集・持ち出しはご遠慮いただいております。