ビジターセンター横の木戸周辺ではゲンノショウコが咲いています。花は基本的に2輪一組ですが、1輪目が散り始めてから初めて2輪目が開花する特徴を持っています。
また、公園内で見られるゲンノショウコは白花タイプですが、周辺地域に視野を広げると紅花タイプも咲いているようです。

ゲンノショウコが見られる場所：ビジターセンター横、公園入口

冒険広場のホオジロ尾根登り口のあたりでオトコエシの花を見つけました。
秋の七草に数えられるオミナエシの黄色い花と違い、オトコエシの白い花は遠目にはヒヨドリバナに似ていて見落としてしまいがちですが、来園の際には探してみてください。

オトコエシが見られる場所：ホオジロ尾根登り口

ホオジロ尾根の巻き道の途中にギンリョウソウモドキが生えてきました。夏に咲くギンリョウソウに対して、こちらはアキノギンリョウソウとも呼ばれます。
ギンリョウソウより透明感が少ないからか、がっしりとした印象を受けますね。

ギンリョウソウモドキが見られる場所：ホオジロ尾根巻き道

桜尾根の道々に咲くヤマホトトギスに、蜜や花粉を求めてハナバチの仲間が訪れていました。。
見た目も名前もよく似た花に、先月紹介したヤマジノホトトギスがありますが、あちらとは伸びた茎の先々に花がまとまってつくことで区別できます。

ヤマホトトギスが見られる場所：桜尾根、ホオジロ尾根、公園入口 他