杉の木広場から里山尾根のつづら折れへと続く道の入口付近で、マタタビの花が咲き始めました。少し高いところにあるので、サインポスト４番を目印に、頭上を探してみてください。
葉っぱの表側が白く染まっている点が、開花期のマタタビを探す目印になります。

マタタビが見られる場所：杉の木広場

ふれあい広場にある民家風休憩舎の裏手ではユキノシタの小さな花が見ごろを迎えています。
俳句では夏の季語として扱われ、下に向かって垂れ下がる２枚の花びらを鳥の足に見立てて「鴨足草」とも表現されたりするようですね。

ユキノシタが見られる場所：民家風休憩舎、けやき広場水路沿い

ホオジロ尾根の巻き道の途中、丁度新小峰トンネル入り口の上あたりで、ヤマアジサイが咲いています。
公園の入り口や田んぼの周りには装飾花がドーム状に咲く園芸種のアジサイが植栽されていますが、それらの原種ともいわれるヤマアジサイの飾らない美しさもぜひご覧ください。

ヤマアジサイが見られる場所：ホオジロ尾根巻き道、竹林 ほか

園内最高地点のほど近くでムラサキシキブの花を見つけました。秋に実る濃い紫色の実の印象が強い植物ですが、初夏の淡い紫の花も目を楽しませてくれます。
よく似た植物のヤブムラサキとは、花が葉っぱの上に出ている点と、葉っぱの表面に目立つ毛が生えていない点で見分けることができます。

ムラサキシキブが見られる場所：里山尾根、展望広場、ホオジロ尾根