お知らせ
2025/10/03
秋川丘陵ハイキングコース 広徳寺の名木紹介
小峰ビジターセンターで配布している秋川丘陵ハイキングマップ「金剛の滝・広徳寺コース」にある広徳寺の様子を紹介します。
広徳寺は応安6年(1373年)に創立された臨済宗建長寺派のお寺です。江戸時代中期の建立とされる茅葺の山門や本堂が見どころであるほか、サクラや紅葉を楽しめるスポットにもなっています。また東京都指定天然記念物となっているカヤをはじめ、樹高20mにもなる大木が複数あり、静かなたたずまいながらもスケールの大きさを感じられる場所です。
普段は落ち着いた雰囲気の境内ですが、山門奥の大イチョウが辺りを黄金色に彩る様子は、広徳寺のシンボル的な光景となっています。イチョウの巨木に見られる、乳根と呼ばれる下垂する突起が多数あり、重厚な山門と相まって、歴史を感じさせる風情を醸し出しています。
あまり注目されることはありませんが、シダレザクラの古木がありました。樹齢も由緒も不明ですが、山里の春を静かに見守ってきた風格があります。広徳寺は秋川渓谷のおすすめ散策コース「春の花めぐりコース」「紅葉コース」の両コースに入る名所。何度も訪れたくなる魅力があります。
東京都指定天然記念物「広徳寺のタラヨウ」です。本堂の裏にあり、幹周り2.5m、樹高19.1m、過去に幹の上部が折れてしまったようですが、都内最大級のタラヨウだそうです。タラヨウは、葉の裏側を傷つけると黒く浮き上がり文字が書けることから「はがきの木」として郵便局のシンボルツリーになっている樹木です。
東京都指定天然記念物「広徳寺のカヤ」です。幹周り5.35m、樹高24.45mもあり、保護柵があるものの、その迫力や生命力を間近に感じることができます。何だかパワーをもらえそう。常緑樹のため、一年を通して大きな変化はありませんが、今回はヒガンバナとのコラボレーションが見られました。
本堂奥の池やコウヨウザン(広葉杉)の大木など、他にも見どころがたくさんあります。広徳寺の紅葉シーズンは例年11月中旬から下旬にかけてが見頃です。金剛の滝への入り口ともなる場所ですので、ハイキングの際はぜひお立ち寄りください。
