お知らせ
2025/08/24
秋川丘陵ハイキングコース 夏の網代・弁天山
小峰ビジターセンターで配布している秋川丘陵ハイキングマップのうち、「網代・弁天山コース」の様子を紹介します。
網代・弁天山コースは、神社や洞穴など古くからの信仰の跡が残る弁天山(292m)と、山城の本丸跡である城山(330m)のふたつのピークがあり、人の生活との関わりや歴史を感じられる歩きやすいコースです。
涼しげな見た目のカニクサが生えています。画像ではわかりにくいのですが、1本のつるの根元から先端までで「1枚の葉」となるシダの仲間で、長いものでは2mにもなります。一般的なシダとは異なる形をしていますが、シダの葉を細く長く伸ばした状態と考えるとイメージしやすいでしょうか。
弁天山登山口から登り、貴志嶋神社方面への分岐を進むと、神社脇の斜面に大きな岩を抱えているような木(シラカシ)が見えてきます。神様が降りてくるとされる磐座(いわくら)といった雰囲気。この先を進むと弁天洞穴があり、こちらが神社の奥宮にあたります。登山口から直接山頂へ向かうルートもありますが、興味のある方はぜひ神社ルートを回ってみてください。
弁天山の山頂ではアオハダがたくさんの赤い実をつけていました。まだ葉が青々としている夏の間から実が赤くなり、とてもおいしそうに見えてしまいます。この実を好んで食べる動物はいるようですが、人が食べておいしかった、という話は聞いたことがありません。
城山のふもと近くにあるコナラの多くは、幹が根元から2~3本に分かれた株立ちとなっています。かつては薪を取るための場所であり、一定のサイクルで根元から伐採し、萌芽更新していたことがわかる場所です。利用されなくなり大径木化したコナラ林では、近年ナラ枯れが進行しています。
城山の山頂からの眺め。弁天山、城山ともに山頂からは素晴らしい景色を楽しむことができます。”夏の低山は暑い”というイメージもありますが、ちょっとした体力づくりにも適したコースです。水分を多めに準備してお出かけください。
