お知らせ
2025/09/14
谷戸田の稲作 第5回「案山子づくり」
小峰公園では、年間を通して一連の稲作を体験し”つくって食べる”よろこびを味わうプログラム「谷戸田の稲作」を園内の谷戸田にて行っています。
今回は、9月7日(日)に開催した谷戸田の稲作 第5回「案山子づくり」の様子をご紹介します。
前回の活動から、8月のお休みを挟んで約2か月が経過した田んぼ。
7月にはまだ茎葉を伸ばすだけだった稲は、穂を伸ばし、小さな花を咲かせていました。田んぼを見て回ると、早いものではすでに黄色く色づき始めた穂もちらほらとみられます。
イベントで使用している田んぼは問題ありませんが、ネットの高さが足りていない田んぼにはシカたちが入り込んだ痕跡が、田んぼの奥の湿地ではイノシシたちが泥浴びをした痕跡がありました。
今回の活動ではこれら野生の動物たちを少しでも遠ざけるべく、案山子づくりを行いました。
次に稲わらを使った「縄ない」を行いました。縄ないとは、ワラを使ってよりあわせ、縄をつくることを言います。ボランティアスタッフから縄ない作業について教わりながら作業をすすめました。
縄ない作業は初めての方ばかりでしたが、コツを掴み始めるとあっという間に立派な縄が完成しました。
昔の人が稲わらを無駄なく利用する工夫や知恵を知る機会となりました。
いよいよ案山子づくりが始まります。今回のイベント実施に先立って、多摩丘陵にある小山田緑地から、竹林の管理で出たマダケの伐採物をいただいてきました。これらの竹を骨組みとして有効利用します。
竹を十字に組み合わせ、服を着せて……。意外と重量のある竹を支えながらの作業に四苦八苦しつつも徐々に形が見えてきます。
服の中に稲わらを詰めて形を整えます。いま田んぼで成長している稲たちも、収穫・脱穀を越えて大部分は稲わらの姿になり、また来年こうして活躍します。
ついに完成した案山子を田んぼに設置する前に、記念にパシャリ!
田んぼに案山子が立てられると、一層秋の気配を感じます。収穫はもうすぐそこ!
次回はいよいよお待ちかね、稲刈りを10月5日に予定しています。
