お知らせ
2024/08/28
小峰公園でチョウ類の調査を行いました(2024年4月~7月 中間報告)
小峰公園では公園内に暮らしている生きもの(チョウ類)の生息状況を把握するため、職員が定期的に巡回調査をしています。
調査には、職員の他にボランティアや都民協働生きもの調査イベントに参加いただいた一般の方にもご協力いただいています。
里山の環境が広がる小峰公園には、草地や畑、谷戸田、池、雑木林、杉林などの多様な環境があり、園路を調査すると、吸蜜や産卵のために植物に集まるたくさんのチョウを確認することができます。
また、職員やボランティアによるチョウ類の食草や吸蜜する植物の刈残し作業など生息環境の保全活動にも力を入れています。
今回は、4月~11月の期間に行っているチョウ類モニタリング調査のうち、4月~7月分の結果をまとめました。
◇調査コース
:小峰ビジターセンター → けやき広場 → 冒険広場 → 桜尾根 → 展望広場 → 園内最高地点 → 里山尾根 → 杉の木広場 →
ふれあい広場 → 谷戸田
◇調査結果
・4月~ 7月 5科 43種
その他には、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、オナガアゲハ、ナミアゲハ、ウスバシロチョウなどが見られ、全8種類のアゲハチョウの確認ができました。
その他には、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウが見られ、全5種のシロチョウの確認ができました。
その他には、ゴイシシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミなどが見られ、全8種のシジミチョウの確認ができました。
その他には、テングチョウ、ルリタテハ、ゴマダラチョウ、アカタテハなどが見られ、全17種のタテハチョウの確認ができました。
その他には、ミヤマセセリ、ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリが見られ、全5種のセセリチョウの確認ができました。