お知らせ
2022/12/19
谷戸田の稲作 第7回「脱穀、お米の選別作業、精米」
小峰公園では、年間を通して一連の稲作を体験し、
”つくって食べる”よろこびを味わうプログラム「谷戸田の稲作」を、園内の谷戸田にて行っています。
今回は、10月23日(日)に開催した谷戸田の稲作 第7回「脱穀、お米の選別作業、精米」の様子をご紹介します。

①はさ掛けをしてから約3週間経ちました。天日干しにより稲の水分も抜け、黄金へと変わりました。
今回は「脱穀」という稲穂から籾だけを取り外す作業を行います。
脱穀には農機具を使いますが、その道具も時代の歩みとともに進化しています。それを順を追って体験していきます。
まずは「素手」で籾を取り外します。次に「こきばし」という2つに割った竹の間に稲穂を挟んで籾を外します。

②次は『千歯こき』を使います。
『千歯こき』は台木にくし状に歯を並べた道具です。歯には、鋼(はがね)や竹が使われています。
『千歯こき』の並んだ歯に向かってえいっ!と稲束を振り落とし、ヤァ!と稲束を引くと歯と歯の間を通った稲穂からぱらぱらと籾が外れていきます。
広場にはバサッ!パラパラッ!と小気味よい音が響いていました。

③そして「足踏み式の脱穀機」の登場です。
『足踏み式脱穀機』は、ペダルを踏むことによって、山型の針金がたくさん並んでいる丸いドラムが回転する器械です。
回転しているドラムに稲束の稲穂が触れた瞬間に籾が勢いよく外れます。慣れてくるとあっという間に稲穂から籾を外すことができます。
足踏み式脱穀機を使うことで、脱穀のスピードも上がり、どんどんと作業が進んでいきます。

④そして、脱穀の仕上げを行う『唐箕(とうみ)』の登場です。
脱穀した籾の中には、たくさんのワラくずや中身が空の籾が混ざっています。これを『唐箕』を使い、選別していきます。まずは、『唐箕』の横にあるハンドルを回して風を起こします。
そして、『唐箕』の上から少しずつ脱穀した籾を落としていくと・・・
重い籾は手前の出口から、軽い籾は奥の出口からそれぞれ籾が出て、分別されていきます。

⑤最後にすり鉢と野球ボールを使って籾摺りを行いました。
すり鉢の中に籾を入れ、野球ボールを使って上から籾を押しつぶすように擦り、籾の殻を外していきます。
収穫までの苦労も勿論大きなものでしたが、精米作業も本当に大変でした。
最後は唐箕と一緒に、記念撮影をしました。皆さん、大変お疲れさまでした!
次回11月20日は、待望の「お米をおいしく食べよう」です。(樺沢レンジャー)