小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2022/07/21

谷戸田の稲作 第4回「田んぼの手入れ、生きもの観察」

小峰公園では、年間を通して一連の稲作を体験し、
”つくって食べる”よろこびを味わうプログラム「谷戸田の稲作」を、園内の谷戸田にて行っています。

今回は、7月10日(日)に開催した谷戸田の稲作 第4回「田んぼの手入れ、生きもの観察」の様子をご紹介します。

谷戸田の稲作2022_田んぼの手入れ・生きもの観察①_01

①田植え作業から1か月。稲はすくすくと順調に生長しています。

しかし、それは田んぼのあぜや水路の雑草も同じです。

草刈作業を始める前には、ボランティアによる鋸鎌の使い方と注意事項について、実演を交えながら説明があります。

それでは、草刈をはじめましょう‼

谷戸田の稲作2022_田んぼの手入れ・生きもの観察②_2

②田んぼの除草作業は一見地味ですが、とても大事な作業です。

除草をすることにより、稲が使う栄養分が雑草に奪われるのを防ぎ、また害虫や病原菌の住処を作らないことにもつながります。

みんなで協力して、草刈作業を進めました。

谷戸田の稲作2022_田んぼの手入れ・生きもの観察③_03

③集めた雑草は、園内の落葉溜めに運びます。

そのまま捨てるなんて、もったいない!

集めた雑草は腐葉土となって田んぼや畑の肥料として有効に活用します。

谷戸田の稲作2022_田んぼの手入れ・生きもの観察④_04

④次は、田んぼの泥をかき回す「らちがき」を行いました。

稲の間をゆっくり歩き、足で泥をかき回すことで新鮮な空気を取り入れ、稲の生長を助けます。稲の間に生えた雑草は手足を使って泥に混ぜ込むことで、除草の効果もあります。

稲を踏まないように気をつけて、作業を進めました。

谷戸田の稲作2022_田んぼの手入れ・生きもの観察⑤_05

⑤午後は谷戸田の生きもの観察をしました。

谷戸田で自由に生きものを採取してもらい、みんなで観察しました。

虫が苦手な子もお友達と一緒なら、触るのもこわくない⁉

実際に見て触れることで、生きものとの距離も縮まったようです。

※観察した後、生きものは元いた場所に帰しました。

次回は8月のお休みを挟んで、9月4日に案山子づくりを行います。(樺沢レンジャー)