水戸黄門ゆかりの名園
小石川後楽園
こいしかわこうらくえんお知らせ
2024/09/17
「ヒガンバナ 数輪、開花し始めました」小石川後楽園
今年もようやく、ヒガンバナが数輪、神田上水跡の畔(ほとり)で開花しました。
まだ花数も花芽も少ないですが、園路から少し離れた藤棚の下に咲いています。
天候にもよりますが、例年、開花から1週間ほどで見ごろに入ります。
今年も9月下旬頃に見ごろを迎えられるとよいのですが…。
開花状況は、X(旧Twitter)にてお知らせします。https://twitter.com/KorakuenGarden
中秋の大名庭園で、実りの時季が近づく田園風景とともに園内散策をお楽しみください。
カキの実が大堰川(おおいがわ)の沢渡り近くで実っています。昨年よりも結実が多く、色付く頃が楽しみです。
実の採集はできないので、あたたかく見守ってくださいね。
たくさん飛び交うシオカラトンボと共に、紅いトンボも少しずつ見かけるようになりました。写真はカヤの木に止まったコノシメトンボと思われます。
稲田のイネが、柳町小学校の皆さんが作ってくれた案山子(かかし)たちに見守られながら、こうべを垂らし始めました。収穫まで無事に大きくなあれ。
稲田の脇にひっそりとジュズダマの実がなっています。この実がつやつやとして硬くなったものを、昔はお手玉にして遊んでいました。
ヒガンバナがやっと数輪、開花しました!(9月16日の様子)
ヒガンバナの花芽は、4月末頃から土の中で準備をはじめ、暖かい温度の中で育ち、準備が整うと温度が下がるのを合図に開花します。もう少し気温が下がり、花芽が出てきてくれる日が待ち遠しいです。