水戸黄門ゆかりの名園
小石川後楽園
こいしかわこうらくえんお知らせ
2024/06/06
「芒種(ぼうしゅ)」 6/5~6/20の見どころ
二十四節気は「小満」から「芒種」に移りました。
芒種は二十四節気の九番目の節気で、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃をいい、穂先のとがった部分を「芒(のぎ)」と言います。
雨の多い時期になりますが、しっとりと濡れた新緑や花はよりいっそう色濃く美しく見えることでしょう。
この時期の当園の旬の情報などを紹介いたします。
内庭の池に星をちりばめたように咲くスイレン。午後になると花はしだいに閉じていくので、ご覧いただくには午前中がおすすめです。
西門券売所前に今年はピーナツカボチャ・ヘチマ・センナリヒョウタンを植えました。やがて葉が生い茂り、盛夏の頃には緑のカーテンになる予定です。
滝は夏の季語。流れ落ちる水音からも涼が感じられます。唐門の先の木曽路にも「寝覚の滝」という小さな滝があります。
青や紫、白などの花が織りなす初夏の色が見事に広がります。菅笠をかぶった早乙女姿の花ガラ摘みがどこか懐かしさも感じさせる風景です。
ハナショウブを間近でご覧いただけるよう6月9日まで菖蒲田の脇に特別に木道を設置しております。