水戸黄門ゆかりの名園
小石川後楽園
こいしかわこうらくえんお知らせ
2024/03/18
「春分(しゅんぶん)」 3/20~4/3の見どころ
【小石川後楽園の二十四節気】
二十四節気はまもなく「啓蟄(けいちつ)」から「春分(しゅんぶん)」に移ります。
昼と夜の長さが同じになる春分の日。その前後三日間を含めた七日間が春のお彼岸となります。
暑さ寒さも彼岸までと言われるように、だんだんと過ごしやすくなってきました。
草木も芽吹き始め、園内からは春の気配を感じられます。
この時期の当園の旬の情報などを紹介いたします。
カタクリの花がご覧いただけるようになりました。紅紫色の可憐な花なのに、この地下茎の澱粉が片栗粉になると思うと、ちょっと不思議ですね。
山地のやや乾燥した斜面などに見られるシュンラン。園内周数か所で隠れるように咲くのですが、淡い黄緑色の凛とした花姿が素敵です。
モクレン科のシデコブシ(四手辛夷)。ジグザクに開く花びらが、しめ縄や玉串につける紙の「しで(紙垂、四手)」のように見えることからこの名前になったとか。
日当たりの良いところから、木々の新芽が見られるようになりました。春分といったらぼたもち(牡丹餅)!ということで、写真はボタン(牡丹)の新芽です。
【多客期の一脚三脚等の使用とスケッチの規制について】
桜の季節となり、大勢のお客様のご来園が予想されます。
そのため、一脚、三脚、自撮り棒などの撮影補助機材の使用とスケッチにつきまして、以下の期間はご遠慮ください。
ご不便をお掛けいたしますが、お客様同士の接触事故の防止と安全を確保するため、ご理解を賜りますようおねがいいたします。
【規制期間】
令和6年3月20日(水・祝)~4月14日(日)
※サクラの開花状況によっては、規制を繰り上げ解除する予定です
※写真は昨年の様子です