水戸黄門ゆかりの名園
小石川後楽園
こいしかわこうらくえんお知らせ
2024/01/21
「小寒(しょうかん)」 1/6~1/19の見どころ
【小石川後楽園の二十四節気】
二十四節気はまもなく「冬至」から「小寒」に移ります。
二十三番目の小寒は寒さが極まるやや手前の頃をいいます。ここから節分(立春の前日)までを「寒(かん)」といい、冷え込みが厳しい時期が続きます。
とはいえ、凛と張り詰めた空気の中を歩くのも気持ちが良いものです。葉を落とした木々も清々しく見えるでしょう。しっかりと防寒なさって、散策をお楽しみください。
この時期の当園の旬の情報などを紹介いたします。
向島百花園の庭師の手で、竹の籠に寄せ植えされた「七草籠」が今年も届きました。滋養豊かな草ですが、鮮やかな若菜の緑も目を楽しませてくれます。西門の窓口前に展示しています。
春を待つようにひっそりと咲くソシンロウバイ。花弁から中心まですべて黄色い花がソシンロウバイ(素心蝋梅)、中心が赤茶色の花はロウバイ。その違いも観察してみてください。近づくと甘い香りがします。
寒林の中、一輪でも咲いていないかしらと早咲きの梅を探すのも、冬の庭園散策の楽しみです。俳句で「探梅(たんばい)」は晩冬の季語、「梅」は初春の季語です。
日中は水面で寝ていることが多いカモ類。首を翼の間に入れて丸くなり、大泉水にぷかぷかと浮いている様子はとても可愛らしいです。夕方になると一斉に飛び立ちビックリさせられることも。
令和6年1月12日(金)~21日(日) 18:00~21:00(最終入園20:30分)
当園初の夜間開園です。唐門(からもん)のライトアップ、白壁のプロジェクションマッピングなどが冬の夜を彩ります。→詳細はコチラ