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CONCEPT

植物は光を受けて、やがて花を咲かせる。
花はその形や色で昆虫や鳥たちに自身の存在を知らせ、香りで誘いかける。
昆虫や鳥たちは蜜を受け取りながら花粉をまとい、同じ花を求めて次の花へと運ぶ。
こうして、花と昆虫は互いに作用し合いながら、共に進化—共進化していく。

観客は、花や光、昆虫といった人間以外の存在のこうした在り方を、
誰にでも開かれたここ日比谷公園での“Play”を通じて新たに知覚しなおす。

この場では、人間と人間以外の痕跡や軌跡が交わり、その線が絡み合い、多様な結び目を生み出す。
それは「他者と共にある集い方」を考える場であり、
来るべき災厄に備える私たちの未来への“リハーサル”となるでしょう。

  • 『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和 『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
  • 『トワイライト』(2015/奈良県曽爾村健民運動場) 撮影:井上嘉和 『トワイライト』(2015/奈良県曽爾村健民運動場) 撮影:井上嘉和
  • 維新派屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和 維新派屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
  • 呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編-
  • 火を運ぶプロメテウス 火を運ぶプロメテウス
  • 火床 火床
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    ARTIST

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  • 作品タイトルが入ります。ダミーコピー
  • やさしい手
  • 維新派屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
  • 呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編-
  • 火を運ぶプロメテウス
  • 火床

LATEST NEWS

PROGRAM

  • 上映会『透視図』・『トワイライト』

    『トワイライト』(2015/奈良県曽爾村健民運動場) 
    撮影:井上嘉和

    予約優先制
    上映会
    『透視図』・『トワイライト』
    維新派
    【日時】 2025年5月21日(水)~24日(土)|上演スケジュールはこちら
    ※小雨決行・雨天中止
    【上演時間】 トワイライト=122分 透視図=119分
    【参加費】 無料/事前予約優先制
    予約優先制となっておりますので、以下よりご予約いただくことをお勧めいたします
    【場所】 にれのき広場付近
    RESERVE
  • 維新派屋台村

    『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和

    維新派屋台村
    維新派
    【日時】 2025年5月21日(水)~25日(日)|各日17時~22時
    【参加費】 無料|事前予約不要
    【場所】 にれのき広場付近
  • 呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編-
    要予約
    呼吸にまつわる
    トレーニングプール
    -皇居のお堀編-
    上田久美子+miu+川村美紀子
    【日時】 2025年5月21日(水)~24日(土)上演スケジュールはこちら
    小雨決行・雨天中止(25日(日)に振替予定あり)
    【上演時間】 75分(予定)※終演後、鑑賞者対象ミニワークショップあり
    【参加費】 無料|事前予約制
    【場所】 つつじ山〜三笠山

    一般の出演参加者を各回募
    集!

    稽古・演技経験不要。
    詳細・申込みはこちら

    RESERVE
  • 火を運ぶプロメテウス

    Still image from Prometheus the Fire-Bringer, 2023, image courtesy of the artist

    要予約
    火を運ぶプロメテウス
    小泉明郎
    【日時】 会期中毎日上演 上演スケジュールはこちら
    【上演時間】 約30分
    【上演言語】 日本語/英語
    【参加費】 1,000円
    【場所】 つつじ山

    本作品はVRのヘッドマウントディスプレイを装着し、鑑賞いただきます。製品の対象年齢が13歳以上とされているため、13歳未満のお客様は必ず保護者の同意のもとご参加ください。

    雨天の際は実施場所が変更となります。当日受付でご案内させていただきます。

    RESERVE
  • 火床

    OKAZAKI PARK STAGE|ちっちゃい焚き火(薪ストーブ)を囲んで語らう会/ロームシアター京都/撮影:中谷利明

    火床
    小山田徹
    【日時】 2025年5月17日(土)、18日(日)、21日(水)、24日(土)、25日(日)|各日18時~21時
    ※雨天中止
    【参加費】 無料|事前予約不要
    【場所】 芝庭広場周辺

    火守ボランティア募集!

    詳細・申込みはこちら

ワークショッププログラム
Aokid、6steps、額田大志、長谷川優貴

会期中、ダンスや演劇、音にまつわるワークショップを複数実施します。詳細と予約はVIEW MOREをご確認ください。

SCHEDULE

期間

5.17SAT

5.25SUN

プログラム
実施時間

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
実施なし
維新派 屋台村
維新派
実施なし

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
実施なし

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
18:00~21:00

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
実施なし
維新派 屋台村
維新派
実施なし

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
実施なし

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
18:00~21:00

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
実施なし
維新派 屋台村
維新派
実施なし

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
実施なし

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
実施なし

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
実施なし
維新派 屋台村
維新派
実施なし

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
実施なし

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
実施なし

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
『トワイライト』
19:00〜
維新派 屋台村
維新派
17:00~22:00

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
8:00

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
18:00~21:00

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
『透視図』
19:00〜
維新派 屋台村
維新派
17:00~22:00

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
8:00/11:30

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
実施なし

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
『トワイライト』
19:00〜
維新派 屋台村
維新派
17:00~22:00

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
8:00/11:30

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
実施なし

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
『透視図』
20:30〜
維新派 屋台村
維新派
17:00~22:00

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
10:30

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
18:00~21:00

予約優先制

上映会予約優先制
維新派
実施なし
維新派 屋台村
維新派
17:00~22:00

要予約

呼吸にまつわる
トレーニングプール
-皇居のお堀編-要予約
上田久美子+miu+川村美紀子
実施なし

要予約

火を運ぶプロメテウス要予約
小泉明郎
13:00 / 13:30 / 14:00
/ 14:30 / 15:00 /
15:30
/ 16:00 / 16:30
/ 17:00 / 17:30
火床
小山田徹
18:00~21:00
一部のプログラムには、予約が必要なものがあります。
詳細については各プログラム詳細をご確認ください。
  • 「透視図」維新派

    「透視図」
    『透視図』(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行う。一回性の演劇において、かつての上演を再現することはできない。しかし、維新派が遺した音・声・「風景」を、今ふたたび野外で、そして東京で体感するとき、私たちの身体は何を知覚できるのか。16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    (上映会)
    2025年
    5月21日(水)19:00『トワイライト』
    5月22日(木)19:00『透視図』
    5月23日(金)19:00『トワイライト』
    5月24日(土)20:30『透視図』

    ■上映時間:トワイライト=122分 透視図=119分

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約優先制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止

    ■場所:にれのき広場付近


    『透視図』

    上演年:2014年
    上演地:大阪・中之島GATEサウスピア

    ■INTRODUCTION
    旅をするように世界各地で野外公演を行ってきた維新派。10年ぶりとなった大阪野外公演は周囲に川が流れ、舞台の奥には大阪の高層ビル群を臨むことができる場所で開催されました。ステージには一辺約5mの正方形の「島」が等間隔で16個並び、役者はそれらの「島」から「島」へ飛び移ったり、「島」の間を走り抜けたりと舞台を所狭しと駆け回ります。登場人物が実在の地名や都市名とともに、個人の記憶や自己のルーツを語ることで、それぞれが“都市”に向けたまなざしが舞台上に現れます。過去から現在へと流れる人々の記憶を重層的に浮かび上がらせ、都市論へと昇華させた話題作!!

    ■STORY
    少年は、街で、沖縄生まれの祖母と大阪生まれの母を持つヒツジに出会う。
    祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。

    演出・構成:松本雄吉
    音楽・演奏:内橋和久
    照明デザイン:吉本有輝子(真昼)
    音響デザイン:田鹿充
    編集:神田俊介、橋本真吾


    ▼上映会クレジット
    協力:一般社団法人EPAD、維新派/KANKARA Inc.
  • 「トワイライト」維新派

    「トワイライト」
    『トワイライト』(2015/奈良県曽爾村健民運動場) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行う。一回性の演劇において、かつての上演を再現することはできない。しかし、維新派が遺した音・声・「風景」を、今ふたたび野外で、そして東京で体感するとき、私たちの身体は何を知覚できるのか。16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    (上映会)
    2025年
    5月21日(水)19:00『トワイライト』
    5月22日(木)19:00『透視図』
    5月23日(金)19:00『トワイライト』
    5月24日(土)20:30『透視図』

    ■上映時間:トワイライト=122分 透視図=119分

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約優先制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止

    ■場所:にれのき広場付近


    『トワイライト』

    上演年:2015年
    上演地:奈良県曽爾村健民運動場

    ■INTRODUCTION
    会場となる奈良県曽爾(そに)村は、奈良と三重の県境に位置する自然豊かな村です。刻一刻と移りゆく空の色と、山々を背景にした舞台、そこで演じる40名以上の出演者が見せる演技は、どの瞬間も同じ表情を見せない“一回性の演劇”を体現した作品です。本編では、村の歴史や、口承による300年の伝統を持つ舞いを作品に取り入れ、この曽爾(そに)村で上演することで意味を持つ作品となりました。物語の最後には村の内外から集めた1000足の古びた靴を用いた美術が、自分の足で歩くということや、靴が辿ってきた長い時間を観る者の心に深く訴えかけてきます。

    ■STORY
    伊勢をめざし巡礼の旅に出た少年ワタル。奈良の山中で道に迷ったワタルは、不思議な生き物を見ます。導かれるままに辿りついた曽爾村で、ハルという腕白な子どもに出会います。2人は、一緒に村祭りで獅子舞を見たり、洞窟を探検したり、ワタルは道に迷っていたことも忘れてハルと仲良くなっていきます。彼らを傍で静かに見つめているのは、成長して曽爾村を再び訪れたワタルです。成長した彼もまた人生の岐路に立っていました…。

    演出・構成:松本雄吉
    音楽・演奏:内橋和久
    照明デザイン:吉本有輝子(真昼)
    音響デザイン:田鹿充
    撮影・編集:立川晋輔

    ▼上映会クレジット
    協力:一般社団法人EPAD、維新派/KANKARA Inc.
  • 「維新派屋台村」維新派

    「維新派屋台村」
    『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行い、16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    2025年5月21日(水)~25日(日)
    各日17:00-22:00

    ■場所:にれのき広場付近
    ※屋台村では連日ライブ・パフォーマンス、飲食、物販等を実施予定!詳細はSNS等でお知らせします。

    ▼屋台村クレジット
    屋台村ディレクター:白藤垂人、友井隆之、山本真一
  • 「呼吸にまつわる
    トレーニングプール
    -皇居のお堀編-」
    上田久美子+miu+川村
    美紀子

    「呼吸にまつわるトレーニングプール-皇居のお堀編-」
    毎日様々な人々が行き交う日比谷公園は、花や植物、昆虫、微生物にはどのように見えているだろうか。本作では、「呼吸=プネウマ」をとおして、生き物とヒトの呼吸が溶け合い循環するこの世界を感じる練習をする。公募で集まったパフォーマーは、朝の日比谷公園を舞台にし、アーティストのmiuと川村美紀子のナビゲーション・ツアーをたよりに、「人間ではない小さな生き物」として呼吸をし、空想し、公園内を漂う。そしてツアーのラスト、シェイクスピア『ハムレット』のオフィーリアの溺死の場面で水中に漂う小さな生き物を演じることになる。
    一方鑑賞者は、普段は見えていないはずのその小さな生き物たちの様子を、公園内を散策する「人間」になりきり、こっそりと観察する。植物と生物と人間の呼吸が織りなす大気の中に身を置くとき、日比谷公園の新たな姿がみえてくるかもしれない。

    ■日時:
    2025年5月21日(水)~24日(土)
    21日(水)8:00
    22日(木)8:00/11:30
    23日(金)8:00/11:30
    24日(土)10:30

    ■上演時間:75分(予定)※終演後、鑑賞者対象ミニワークショップあり

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止(25日(日)に振替予定あり)

    ■場所:つつじ山〜三笠山

    <一般の出演参加者を募集!>
    朝の日比谷公園を舞台に「人間ではない生き物」を演じる参加者を募集します。アーティストのmiuと川村美紀子が、簡単な身体のワークを通して皆さんをナビゲートします。演技やダンスの経験がない方もお気軽にご応募ください。事前の稽古はなし、当日の参加のみでOKです。

    詳細・申込はこちらをご覧ください。
    (申込フォームリンク:https://forms.gle/7piazQtikdnpZU7Z7


    ▼作品クレジット
    演出:上田久美子
    音:miu
    動きのナビゲーション:川村美紀子
    テクニカル・ディレクション:遠藤豊(LUFTZUG)
    メインビジュアル:小池アイ子
    協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
  • 「火を運ぶプロメテウス」小泉明郎

    「火を運ぶプロメテウス」
    Still image from Prometheus the Fire-Bringer, 2023, image courtesy of the artist
    アイスキュロス作のギリシャ悲劇「プロメテウス三部作」をアーティストの小泉明郎がVR作品として制作。最終章の第三部『火を運ぶプロメテウス』は、人間がテクノロジーによりまったく異なる存在へと変容し、技術と自然、人間が一体化する神話的な未来が描かれている。
    観客はVR空間の中で蝶だけが知覚できる光の世界へと没入し、自身の身体の輪郭がどんどんと曖昧になっていく。人類の身体や知覚そのものが書き換えられた「あたらしいヒューマン」は、その世界でどのように生きていくのか−。

    ■日時:
    2025年5月17日(土)~25日(日)
    各日
    13:00/13:30/14:00/14:30/15:00/15:30/16:00/16:30/17:00/17:30

    ■上演時間:約30分

    ■上演言語:日本語/英語

    ■参加費:1,000円/事前予約制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※本作品はVRのヘッドマウントディスプレイを装着し、鑑賞いただきます。製品の対象年齢が13歳以上とされているため、13歳未満のお客様は必ず保護者の同意のもとご参加ください。
    ※雨天の際は実施場所が変更となります。当日受付でご案内させていただきます。
    ※チケット売り上げの一部は、都立公園サポーター基金を通じて、日比谷公園の魅力アップに繋げてまいります。

    ■場所:つつじ山

    ▼作品クレジット
    構成・演出|小泉明郎
    VR制作|谷口勝也(Rhino Studios)
    演出助手|小山 渉
    舞台監督|守山真利恵
    制作|藤井さゆり
    キュレーター|相馬千秋
    製作|シアターコモンズ、小泉明郎
    制作協力|慶應義塾大学 JST Keio Spring「未来社会のグランドデザインを描く博士人材の育成」コアプログラムArts/Design/Communication
    協力|無人島プロダクション、NPO法人芸術公社、アネット・ゲリンク・ギャラリー
  • 「火床」小山田徹

    「火床」
    OKAZAKI PARK STAGE
    ちっちゃい焚き火(薪ストーブ)を囲んで語らう会
    ロームシアター京都
    撮影:中谷利明
    ダムタイプ初期メンバーで「ウィークエンドカフェ」など、人が集まる場のあり方の模索と実践を重ねてきたアーティストの小山田徹によるプロジェクト。最も原始的な「光」である「火」をつくる技術を公募で集った人たちが習得し、訪れた人たちと「火」を囲み、人が時間と場所を共有するところから、豊かなコミュニケーションの場を共につくる。会期中、多彩なゲストを招いてのトーク等も実施し、共有地としての公園の可能性を考える。

    ■日時:
    2025年5月17日(土)、18日(日)、21日(水)、24日(土)、25日(日)
    各日18:00-21:00

    ■場所:芝庭広場周辺

    ■参加費:無料/事前予約不要
    ※雨天中止

    <火守ボランティアを募集しています>
    「火床」という小さな共有空間の中心となる「火」を管理し、場をともにつくりあげるサポートを行う、火守ボランティアスタッフを募集します。火の取り扱いや本企画についての事前講習も実施しますので、興味のある方は是非ご応募ください。

    詳細・申込はこちらをご覧ください。(申込フォームリンク:https://forms.gle/fNoMs4ifW4F1QEaW9

    ▼作品クレジット
    監修:小山田徹
    協力:小山田十喜、中脇健児
    火守ゲスト:猪瀬浩平、ほか

MAP

Map

※整備工事エリアの情報については、特設サイトにてご確認ください。

プログラム
A

屋台村&上映会
『透視図』・『トワイライト』

維新派
屋台村
『透視図』
『トワイライト』
B

『呼吸にまつわるトレーニングプール
-皇居のお堀編-』

上田久美子 + miu +
川村美紀子
C

『火を運ぶプロメテウス』

小泉明郎
D

『火床』

小山田徹
Map
  • 「維新派屋台村」維新派

    「維新派屋台村」
    『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行い、16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    2025年5月21日(水)~25日(日)
    各日17:00-22:00

    ■場所:にれのき広場付近
    ※屋台村では連日ライブ・パフォーマンス、飲食、物販等を実施予定!詳細はSNS等でお知らせします。

    ▼屋台村クレジット
    屋台村ディレクター:白藤垂人、友井隆之、山本真一
  • 「透視図」維新派

    「透視図」
    『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行う。一回性の演劇において、かつての上演を再現することはできない。しかし、維新派が遺した音・声・「風景」を、今ふたたび野外で、そして東京で体感するとき、私たちの身体は何を知覚できるのか。16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    (上映会)
    2025年
    5月21日(水)19:00『トワイライト』
    5月22日(木)19:00『透視図』
    5月23日(金)19:00『トワイライト』
    5月24日(土)20:30『透視図』

    ■上映時間:トワイライト=122分 透視図=119分

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約優先制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止

    ■場所:にれのき広場付近


    『透視図』

    上演年:2014年
    上演地:大阪・中之島GATEサウスピア

    ■INTRODUCTION
    旅をするように世界各地で野外公演を行ってきた維新派。10年ぶりとなった大阪野外公演は周囲に川が流れ、舞台の奥には大阪の高層ビル群を臨むことができる場所で開催されました。ステージには一辺約5mの正方形の「島」が等間隔で16個並び、役者はそれらの「島」から「島」へ飛び移ったり、「島」の間を走り抜けたりと舞台を所狭しと駆け回ります。登場人物が実在の地名や都市名とともに、個人の記憶や自己のルーツを語ることで、それぞれが“都市”に向けたまなざしが舞台上に現れます。過去から現在へと流れる人々の記憶を重層的に浮かび上がらせ、都市論へと昇華させた話題作!!

    ■STORY
    少年は、街で、沖縄生まれの祖母と大阪生まれの母を持つヒツジに出会う。
    祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。

    演出・構成:松本雄吉
    音楽・演奏:内橋和久
    照明デザイン:吉本有輝子(真昼)
    音響デザイン:田鹿充
    編集:神田俊介、橋本真吾


    ▼上映会クレジット
    協力:一般社団法人EPAD、維新派/KANKARA Inc.
  • 「トワイライト」維新派

    「トワイライト」
    『トワイライト』(2015/奈良県曽爾村健民運動場) 撮影:井上嘉和
    「私たちの劇場は、一本の釘ではじまる。」 数千本の丸太を使って、1カ月かけて野外空間に劇場を建てる。風や光、その土地の空気と俳優の身体が交わり、唯一無二の劇空間を生み出してきた劇団・維新派。
    主宰の松本雄吉の逝去により、2017年に惜しまれつつ解散した彼らの野外劇『透視図』(2014年・大阪)、『トワイライト』(2015年・奈良)の2作品の野外上映を行う。一回性の演劇において、かつての上演を再現することはできない。しかし、維新派が遺した音・声・「風景」を、今ふたたび野外で、そして東京で体感するとき、私たちの身体は何を知覚できるのか。16年ぶりに東京で開催される維新派名物の屋台村とともに、その「場」を立ち上げる。期間中は、維新派オリジナルグッズも会場限定価格で販売する。

    ■日時:
    (上映会)
    2025年
    5月21日(水)19:00『トワイライト』
    5月22日(木)19:00『透視図』
    5月23日(金)19:00『トワイライト』
    5月24日(土)20:30『透視図』

    ■上映時間:トワイライト=122分 透視図=119分

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約優先制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止

    ■場所:にれのき広場付近


    『トワイライト』

    上演年:2015年
    上演地:奈良県曽爾村健民運動場

    ■INTRODUCTION
    会場となる奈良県曽爾(そに)村は、奈良と三重の県境に位置する自然豊かな村です。刻一刻と移りゆく空の色と、山々を背景にした舞台、そこで演じる40名以上の出演者が見せる演技は、どの瞬間も同じ表情を見せない“一回性の演劇”を体現した作品です。本編では、村の歴史や、口承による300年の伝統を持つ舞いを作品に取り入れ、この曽爾(そに)村で上演することで意味を持つ作品となりました。物語の最後には村の内外から集めた1000足の古びた靴を用いた美術が、自分の足で歩くということや、靴が辿ってきた長い時間を観る者の心に深く訴えかけてきます。

    ■STORY
    伊勢をめざし巡礼の旅に出た少年ワタル。奈良の山中で道に迷ったワタルは、不思議な生き物を見ます。導かれるままに辿りついた曽爾村で、ハルという腕白な子どもに出会います。2人は、一緒に村祭りで獅子舞を見たり、洞窟を探検したり、ワタルは道に迷っていたことも忘れてハルと仲良くなっていきます。彼らを傍で静かに見つめているのは、成長して曽爾村を再び訪れたワタルです。成長した彼もまた人生の岐路に立っていました…。

    演出・構成:松本雄吉
    音楽・演奏:内橋和久
    照明デザイン:吉本有輝子(真昼)
    音響デザイン:田鹿充
    撮影・編集:立川晋輔

    ▼上映会クレジット
    協力:一般社団法人EPAD、維新派/KANKARA Inc.
  • 「呼吸にまつわる
    トレーニングプール
    -皇居のお堀編-」
    上田久美子+miu+川村
    美紀子

    「呼吸にまつわるトレーニングプール-皇居のお堀編-」
    毎日様々な人々が行き交う日比谷公園は、花や植物、昆虫、微生物にはどのように見えているだろうか。本作では、「呼吸=プネウマ」をとおして、生き物とヒトの呼吸が溶け合い循環するこの世界を感じる練習をする。公募で集まったパフォーマーは、朝の日比谷公園を舞台にし、アーティストのmiuと川村美紀子のナビゲーション・ツアーをたよりに、「人間ではない小さな生き物」として呼吸をし、空想し、公園内を漂う。そしてツアーのラスト、シェイクスピア『ハムレット』のオフィーリアの溺死の場面で水中に漂う小さな生き物を演じることになる。
    一方鑑賞者は、普段は見えていないはずのその小さな生き物たちの様子を、公園内を散策する「人間」になりきり、こっそりと観察する。植物と生物と人間の呼吸が織りなす大気の中に身を置くとき、日比谷公園の新たな姿がみえてくるかもしれない。

    ■日時:
    2025年5月21日(水)~24日(土)
    21日(水)8:00
    22日(木)8:00/11:30
    23日(金)8:00/11:30
    24日(土)10:30

    ■上演時間:75分(予定)※終演後、鑑賞者対象ミニワークショップあり

    ■上演言語:日本語

    ■参加費:無料/事前予約制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※小雨決行・雨天中止(25日(日)に振替予定あり)

    ■場所:つつじ山〜三笠山

    <一般の出演参加者を募集!>
    朝の日比谷公園を舞台に「人間ではない生き物」を演じる参加者を募集します。アーティストのmiuと川村美紀子が、簡単な身体のワークを通して皆さんをナビゲートします。演技やダンスの経験がない方もお気軽にご応募ください。事前の稽古はなし、当日の参加のみでOKです。

    詳細・申込はこちらをご覧ください。
    (申込フォームリンク:https://forms.gle/7piazQtikdnpZU7Z7


    ▼作品クレジット
    演出:上田久美子
    音:miu
    動きのナビゲーション:川村美紀子
    テクニカル・ディレクション:遠藤豊(LUFTZUG)
    メインビジュアル:小池アイ子
    協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
  • 「火を運ぶプロメテウス」小泉明郎

    「火を運ぶプロメテウス」
    Still image from Prometheus the Fire-Bringer, 2023, image courtesy of the artist
    アイスキュロス作のギリシャ悲劇「プロメテウス三部作」をアーティストの小泉明郎がVR作品として制作。最終章の第三部『火を運ぶプロメテウス』は、人間がテクノロジーによりまったく異なる存在へと変容し、技術と自然、人間が一体化する神話的な未来が描かれている。
    観客はVR空間の中で蝶だけが知覚できる光の世界へと没入し、自身の身体の輪郭がどんどんと曖昧になっていく。人類の身体や知覚そのものが書き換えられた「あたらしいヒューマン」は、その世界でどのように生きていくのか−。

    ■日時:
    2025年5月17日(土)~25日(日)
    各日
    13:00/13:30/14:00/14:30/15:00/15:30/16:00/16:30/17:00/17:30

    ■上演時間:約30分

    ■上演言語:日本語/英語

    ■参加費:1,000円/事前予約制(4月17日(木) 正午より予約受付開始)
    ※本作品はVRのヘッドマウントディスプレイを装着し、鑑賞いただきます。製品の対象年齢が13歳以上とされているため、13歳未満のお客様は必ず保護者の同意のもとご参加ください。
    ※雨天の際は実施場所が変更となります。当日受付でご案内させていただきます。
    ※チケット売り上げの一部は、都立公園サポーター基金を通じて、日比谷公園の魅力アップに繋げてまいります。

    ■場所:つつじ山

    ▼作品クレジット
    構成・演出|小泉明郎
    VR制作|谷口勝也(Rhino Studios)
    演出助手|小山 渉
    舞台監督|守山真利恵
    制作|藤井さゆり
    キュレーター|相馬千秋
    製作|シアターコモンズ、小泉明郎
    制作協力|慶應義塾大学 JST Keio Spring「未来社会のグランドデザインを描く博士人材の育成」コアプログラムArts/Design/Communication
    協力|無人島プロダクション、NPO法人芸術公社、アネット・ゲリンク・ギャラリー
  • 「火床」小山田徹

    「火床」
    OKAZAKI PARK STAGE
    ちっちゃい焚き火(薪ストーブ)を囲んで語らう会
    ロームシアター京都
    撮影:中谷利明
    ダムタイプ初期メンバーで「ウィークエンドカフェ」など、人が集まる場のあり方の模索と実践を重ねてきたアーティストの小山田徹によるプロジェクト。最も原始的な「光」である「火」をつくる技術を公募で集った人たちが習得し、訪れた人たちと「火」を囲み、人が時間と場所を共有するところから、豊かなコミュニケーションの場を共につくる。会期中、多彩なゲストを招いてのトーク等も実施し、共有地としての公園の可能性を考える。

    ■日時:
    2025年5月17日(土)、18日(日)、21日(水)、24日(土)、25日(日)
    各日18:00-21:00

    ■場所:芝庭広場周辺

    ■参加費:無料/事前予約不要
    ※雨天中止

    <火守ボランティアを募集しています>
    「火床」という小さな共有空間の中心となる「火」を管理し、場をともにつくりあげるサポートを行う、火守ボランティアスタッフを募集します。火の取り扱いや本企画についての事前講習も実施しますので、興味のある方は是非ご応募ください。

    詳細・申込はこちらをご覧ください。(申込フォームリンク:https://forms.gle/fNoMs4ifW4F1QEaW9

    ▼作品クレジット
    監修:小山田徹
    協力:小山田十喜、中脇健児
    火守ゲスト:猪瀬浩平、ほか

ARTIST

Ishinha
Ishinha
Kumiko Ueda
Kumiko Ueda
miu
miu
Mikiko Kawamura
Mikiko Kawamura
Meiro Koizumi
Meiro Koizumi
Toru Koyamada
Toru Koyamada
Ishinha
維新派
画像(上):『透視図』(2014/大阪・中之島GATEサウスピア) 撮影:井上嘉和
画像(下):『透視図』屋台村(2014/大阪・中之島GATEサウスピア)撮影:井上嘉和
Ishinha
維新派

1970年、松本雄吉を中心に設立。関西を拠点とし、国内外のさまざまな土地で公演を行った。1991年、東京・汐留での野外公演『少年街』より、独自のスタイル“ヂャンヂャン☆オペラ”を確立。発語、踊り、音楽など、どの点においても世界的に類を見ない集団で、特に、野外に自らの手で巨大劇場をつくりあげ、終われば跡形もなくすという破格のスケールで注目を集め、その独創性は演劇という枠を超え、同時代の表現者たちに多くの影響を与えた。代表作に、離島の銅精錬所跡地で行った公演『カンカラ』(2002)や、琵琶湖上に作った〈びわ湖水上舞台〉が話題となった『呼吸機械』(2008)など。2017年12月に解散。

【維新派屋台村】
維新派の野外劇場に併設され、舞台公演の上演前後に、観客のみならずスタッフや出演者の語らいの場として維新派の公演に欠かすことのできない、通称“屋台村”。劇場と同じく、会場となるその場所の特性を生かして設営され、飲食店はもとより、雑貨屋、美容院、マッサージなど多い時で30店舗近くが軒を連ね、その時その場かぎりの幻のまち――“架空都市”の様相を呈する。既製のテントではなく、使い古された丸太や足場板などの木材で、有機的に設らえられるその独特のノスタルジックな空間に魅せられ、公演は観ずとも屋台村だけを目当てに足を運ぶ人もいるほど。維新派解散後も「維新派屋台村」として、イベント等を企画している。

miu
Celine Al-Mosawi
miu

島根県出身。国立音楽大学およびハーグ王立音楽院(オランダ)で、ソノロジー/電子音楽を学ぶ(国音は中退)。主な活動は舞台作品、音響パフォーマンス作品、インスタレーションの制作及び上演、展示。異なる文化間、異なる言語間、異なる時代間で生じるコミュニケーションのずれやエラー、誤解や転化、記憶の仮想化などの現象を自作品の重要なモチーフと捉えており、日常的に出会う「ある場所にいながら、その場所に属さない」人物や出来事の観察を制作の基軸としている。1998年にオランダに移住後、ロンドン、 ボーフム、ウルムを経て、2014年よりデュッセルドルフ在住。日本には「帰る」より「行く」という感覚の方が強い。
Website: milch-labor.com (ドイツ語のみ)

Kumiko Ueda
matron2023
Kumiko Ueda
上田久美子

奈良県出身、劇作演出家。一般企業勤務を経て、2006年より宝塚歌劇団演出部に所属。2015年、『星逢一夜』にて読売演劇大賞優秀演出家賞。オリジナル戯曲で深遠なテーマ性とエンタテイメント性を両立させ支持を集めたが、2022年に退団。宝塚以外での作品は、2022年、スペクタクルリーディング『バイオーム』(脚本)、2023年全国共同制作オペラ『道化師・田舎騎士道』(演出)など。『バイオーム』で岸田國士戯曲賞最終ノミネート。2025年、主催公演『寂しさにまつわる宴会』(脚本/演出)。アートと娯楽の境界を取り払って、多様な人々に同時代の問題を共有できる作品を生み出すことを目指している。セゾンフェローⅡ。

Mikiko Kawamura
Etsuko Suzuki
Mikiko Kawamura
川村美紀子

1990年生まれ。「どこからかの惑星から落下してきたようなダンス界のアンファン・テリブル」(Dance New Air 2014/石井達朗氏)とも紹介されるその活動は、劇場にとどまらず屋外でのパフォーマンスなど多彩に展開。日本女子体育大学舞踊学専攻を卒業後、16ヶ国33都市を巡り20作以上の振付作品を発表。受賞歴に横浜ダンスコレクションEX2015 審査員賞・若手振付家のための在日フランス大使館賞、トヨタコレオグラフィーアワード2014 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞など多数。自身のエッセイ執筆やオリジナルソング制作のほか、2024年には雑貨屋「川村産業」を立ち上げ、オーダーニットとアクセサリーを販売中。

上田久美子+miu 『呼吸にまつわるトレーニングプールvol.1 オフィーリアの川』実験室オープンデイ(2024/城崎国際アートセンター)にプロジェクト研究員として参加。
https://kawamuramikiko.com/

Meiro Koizumi
photo: Toru Yokota
Meiro Koizumi
小泉明郎

1976年群馬県生まれ。国家・共同体と個人の関係、人間の身体と感情の関係について、現実と虚構を織り交ぜた実験的映像やパフォーマンスで探求している。これまでテート・モダンのBMWテート・ライブや上海ビエンナーレ、シャルジャビエンナーレ等、多数の国際展等に参加。個展としては「Projects 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)、「捕われた声は静寂の夢を見る」(アーツ前橋、2015)「帝国は今日も歌う」(Vacant、2017)、「Battlelands」(ペレス美術館、マイアミ、アメリカ合衆国、2018)等を開催。あいちトリエンナーレ2019で初演されたVR演劇『縛られたプロメテウス』は、第24回文化庁メディア芸術祭アート部門で大賞を受賞。2021年には国際的なアートプライズである、Artes Mundi Prize(カーディフ、英国)を受賞。国内外の数多くの美術館等に作品が収蔵されている。

Toru Koyamada
Toru Koyamada
小山田徹

1961年鹿児島生まれ。1981年京都市立芸術大学に入学。1984年大学在学中に友人等とパフォーマンスグループ dumb type を立ち上げる。1998年以降ソロ活動を始め、共有空間の開発を活動の中心とし、様々な人々の集まる場の開発を続けている。近年は焚き火を核とした共有空間の創造を試みている。2010年より京都市立芸術大学彫刻の教員を務める。2025年4月より、京都市立芸術大学の理事長兼学長に就任。

今日は、美術家の小山田徹です。
私は長らく社会の中に、人々が緩やかに集まり、緩やかに対話し、様々なモノやコトが交歓され、シェアが自然におこる共有空間が必要であると思い、美術家の立場から様々な場の創造を試みてきました。色々試した中で、最も効果的で楽しかったのが焚き火を核とした場創りでした。よく考えてみると、火と人類の関係の歴史はとんでもなく長いのです。現生人類の先輩達の時代から考えると100万年以上の歴史があり、現生人類は20万年以上の付き合いがあります。想像してみて下さい、20万年、毎日焚き火の前にいた事を。火抜きの生活なんて考えられなかったのではないでしょうか?50年ほど前まで、日本でも、毎日家の中で直火が存在し、至る所で焚き火が行われていました。ほとんどの人が焚き火の経験者で、子ども達も家の手伝いの中で火に関わる事ごとが多くありました。現代は、オール電化で家の中から直火は消えて、社会の中から焚き火は消えつつあります。マッチやライターすらつけた事がない子ども達が増えてきています。ましてや、焚き火を熾すなんて。変な胸騒ぎがするのは私だけでしょうか?人類が綿々と引き継いできた火との関係が途切れつつあるのです。人類史上初めての出来事なのです。その代わり、目に見えない、アンタッチャブルな巨大な火からエネルギーをもらっています。コントロールできないものに身を委ねている。災害が起こるたび、人々は焚き火を熾して生き延びてきました。今までは、まだ焚き火の技術と経験のある方々がいる場所での災害でしたが、これからの未来はどうでしょうか?安全な焚き火、安全な調理、安全な消火ができるでしょうか?不安になります。子供の頃から、焚き火場の楽しみに触れ、火の危険性や有効性を体感して技術を獲得すると共に、焚き火周りでの大人達の穏やかな対話を小耳にはさみながら、対話力を身につけていく。議論、ディベート、言いまかしではない対話の重要性に気づく。食べ物のおいしさに気づいて、シェアする事の喜びを感じる。焚き火にはそれらを誘発する力があるのです。
私はよく夢想する風景が有ります。夕方になると、街の至る所で焚き火が熾り、人々が火を囲みながら談笑している。子ども達はそんな焚き火場を巡りながら家に帰る。大人も仕事帰りにフラっと立ち寄り、火に手をかざしながら談笑する。たまには焼き物を頂きながら、焚き火の梯子が出来る。しかも、誰もスマホもテレビも見ていない時間。妄想です。少しでもこんな瞬間を出現させてみませんか?

PRODUCE

PRODUCE
bench

一般社団法人ベンチ(代表理事:武田知也)は、演劇、ダンス、アートプロジェクトのプロデュースやコーディネートに携わる舞台芸術制作者を中心に、2021年に発足したアートマネージャーのコレクティブ。アーティストと芸術の創造性を膨らませ、芸術と社会をつなぐチームとして、国内外の多様な主体と連携し、さまざまな芸術文化に関わる事業の企画・プロデュース、コーディネート、マネジメントを担う。
また創造の現場で生まれるノウハウや課題を、チーム内外で共有し支え合うことで、アートマネージャーの役割を拡張させ、社会における創造的な時間と空間をつくりだす活動を展開する。
最近の主なプロデュース・プロジェクトに、「クロスプレイ東松山」、アートマネージャー・メンターシッププログラム「バッテリー」、有楽町アートアーバニズムYAU「Y-base」、「YOSETE UMEKITA」、「さいたま国際芸術祭2023」パフォーミング・アーツプログラムなど。

訪れるたび、アートと出会う1ヶ月「Hibiya Art Park 2025」

訪れるたび、アートと出会う1ヶ月「Hibiya Art Park 2025」

2025年4月25日(金)~5月25日(日)まで、日比谷公園にて開催することが決定いたしました。
最新情報は随時公式サイト及びHibiya Art Park公式SNSアカウントから発信いたします。今後の発表も是非お楽しみにお待ちください。

公式Instagram

第1期 久保寛子『ハイヌウェレの彫像』ワークショップ「作品制作を体験しよう」参加者募集!

久保寛子『ハイヌウェレの彫像』ワークショップ「作品制作を体験しよう」参加者募集! 久保寛子『ハイヌウェレの彫像』ワークショップ「作品制作を体験しよう」参加者募集!

Photo:Hajime Kato

日比谷公園草地広場にて展示される、久保寛子『ハイヌウェレの彫像』。
本作品は表面を土で塗り固め、表情を生み出しています。
作品制作の一部、土塗り作業を一緒にする参加者を募集します。作品制作に携われる貴重な機会になりますので、ぜひご参加ください。

【募集要項】
開催日時:2025年4月22日(火)13:00-15:00(雨天・荒天中止)
会場:日比谷公園 草地広場
参加費:無料
定員 :15名(先着)
対象:子ども〜大人までどなたでもご参加いただけます。(小学生以下の参加は保護者同伴)
注意事項:土塗り作業をするため、当日は汚れてもいい服装でご参加ください。
※応募結果は本イベント運営事務局(info@hibiyapark-event.com)よりメールでご連絡いたします。
※雨天荒天時中止。中止する場合は前日夕方にメールにてご連絡いたします。

申込みはこちら

第2期 小山田徹『火床』火守ボランティアを募集!

小山田徹『火床』火守ボランティアを募集!

ダムタイプ初期メンバーで「ウィークエンドカフェ」など、人が集まる場のあり方の模索と実践を重ねてきたアーティストの小山田徹によるプロジェクト「火床」が日比谷公園に登場します。
「火床」という小さな共有空間の中心となる「火」を管理し、場をともにつくりあげるサポートを務めていただく、火守ボランティアスタッフを募集します。火の取り扱いや本企画についての事前講習も実施しますので、興味のある方は是非ご応募ください。

【アーティストからのメッセージ】
今日は、美術家の小山田徹です。
私は長らく社会の中に、人々が緩やかに集まり、緩やかに対話し、様々なモノやコトが交歓され、シェアが自然におこる共有空間が必要であると思い、美術家の立場から様々な場の創造を試みてきました。色々試した中で、最も効果的で楽しかったのが焚き火を核とした場創りでした。よく考えてみると、火と人類の関係の歴史はとんでもなく長いのです。現生人類の先輩達の時代から考えると100万年以上の歴史があり、現生人類は20万年以上の付き合いがあります。想像してみて下さい、20万年、毎日焚き火の前にいた事を。火抜きの生活なんて考えられなかったのではないでしょうか?50年ほど前まで、日本でも、毎日家の中で直火が存在し、至る所で焚き火が行われていました。ほとんどの人が焚き火の経験者で、子ども達も家の手伝いの中で火に関わる事ごとが多くありました。現代は、オール電化で家の中から直火は消えて、社会の中から焚き火は消えつつあります。マッチやライターすらつけた事がない子ども達が増えてきています。ましてや、焚き火を熾すなんて。変な胸騒ぎがするのは私だけでしょうか?人類が綿々と引き継いできた火との関係が途切れつつあるのです。人類史上初めての出来事なのです。その代わり、目に見えない、アンタッチャブルな巨大な火からエネルギーをもらっています。コントロールできないものに身を委ねている。災害が起こるたび、人々は焚き火を熾して生き延びてきました。今までは、まだ焚き火の技術と経験のある方々がいる場所での災害でしたが、これからの未来はどうでしょうか?安全な焚き火、安全な調理、安全な消火ができるでしょうか?不安になります。子供の頃から、焚き火場の楽しみに触れ、火の危険性や有効性を体感して技術を獲得すると共に、焚き火周りでの大人達の穏やかな対話を小耳にはさみながら、対話力を身につけていく。議論、ディベート、言いまかしではない対話の重要性に気づく。食べ物のおいしさに気づいて、シェアする事の喜びを感じる。焚き火にはそれらを誘発する力があるのです。
私はよく夢想する風景が有ります。夕方になると、街の至る所で焚き火が熾り、人々が火を囲みながら談笑している。子ども達はそんな焚き火場を巡りながら家に帰る。大人も仕事帰りにフラッと立ち寄り、火に手をかざしながら談笑する。たまには焼き物を頂きながら、焚き火の梯子が出来る。しかも、誰もスマホもテレビも見ていない時間。妄想です。少しでもこんな瞬間を出現させてみませんか?
日比谷公園でお待ちしております。

小山田徹

申込みはこちら

第2期 上田久美子+miu+川村美紀子『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』一般の出演参加者を募集!

マーケット開催決定!

朝の日比谷公園を舞台に「人間ではない生き物」を演じる参加者を募集します。本作での出演者は、「呼吸」をとおして生物たちとヒトの呼吸が溶け合い循環するこの世界を感じる練習をし、シェイクスピア『ハムレット』の名場面「オフィーリアの溺死」の際に水中に漂う「小さな生き物」たちを演じることに挑みます。アーティストのmiuと川村美紀子が、簡単な身体のワークを通して皆さんをナビゲートしますので、演技経験や事前の稽古は必要ありません。出勤前、土曜日の朝に、日比谷公園を舞台に、いつもとは違う視点や感覚を体験しませんか?たくさんの方からのご応募をお待ちしています。
申込みはこちら

アーティストよりメッセージ
最近、気になっています。どうしてほとんどの戯曲には、人間の登場人物しか出てこないんだろう?劇場の中には、人間の時間しか流れていないんだろうか?
シェークスピアのハムレットというお芝居をご存知でしょうか?
デンマーク王子ハムレットの恋人だったオフィーリアが心傷つき小川で死んでしまうピソードは、悲しく美しいイメージによって、17世紀以来たくさんの観客の涙を誘い、有名な絵画にも描かれてきました。
気になってしまいます。オフィーリアが落っこちた小川の中の、水草や魚やバクテリアには、美しい死の場面はどんなふうに感じられるんだろう?
もしかして、こわい?もしかして、ご馳走が落ちてきて嬉しい?
「呼吸」と「音」を手がかりに、人間以外の存在の感覚がどんな感じか、妄想、空想しているうちに、それが姿勢や、動きを変えてくれるかもしれません。皆さんはオフィーリアの死の場面に登場する、人間ではない出演者になって、日比谷公園の地形を活かした「舞台」の上で、呼吸をし、ゆらめき、空想をします。
それが私たちのパフォーマンスです。
上田久美子

【募集要項】
『呼吸にまつわるトレーニングプール-皇居のお堀編-』出演参加者募集

■参加対象日時:
2025年5月
21日(水)8:00
22日(木)8:00/11:30
23日(金)8:00/11:30
24日(土)10:30
※参加当日は、各回開始15分前に日比谷公園内某所に集合予定です。
※原則お一人1回のみの参加となります。
※小雨決行、雨天中止(25日(日)振替予定あり)
※動きやすい・汚れてもよい服装でご参加ください。衣裳の支給はありません。

■会場:日比谷公園(集合場所等は参加決定後に通知いたします)
■時間:75分(予定)
■参加謝礼:2,000円(税込)/1回
■募集人数:各回15名程度
■参加対象:16歳以上(※未成年の場合、要保護者承諾書)/性別、国籍、演技経験不問(※但し、上演は基本的に日本語で行います)

■応募締切:5月7日(水)23:59
※応募多数の場合、抽選により参加者を決定します。
※参加可否は、5月12日(月)までに応募者全員に通知いたします。

■お問合せ:『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』担当
メールアドレス:kokyu.playingcatch@gmail.com

マーケット開催決定!

マーケット開催決定!

第1期会期中の土・日・祝には、キッチンカーを出店し、軽飲食の販売を実施します。アートを鑑賞しながら食をお楽しみください。

【キッチンカー出店日時】(予定)
4月26日(土)~27日(日)、4月29日(火・祝)、5月3日(土・祝)~5月6日(火・休)、5月10日(土)〜5月11日(日)11:00〜19:00

第2期 「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」各プログラム予約開始!

本日、4月17日(木)より「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」の各プログラムの事前予約が開始されました。5月17日(土)ー5月25日(日)の会期中、さまざまなプログラム、ワークショップ等を開催いたします。1回の参加枠が少ないプログラムもございますので、ぜひお早めにご予約ください!


▼維新派上映会『透視図』・『トワイライト』
5月21日(水)19:00『トワイライト』
5月22日(木)19:00『透視図』
5月23日(金)19:00『トワイライト』
5月24日(土)20:30『透視図』

上映時間:トワイライト=122分 透視図=119分
上映言語:日本語
参加費:無料/事前予約優先制
※小雨決行・雨天中止
申込みはこちら


▼上田久美子+miu+川村美紀子『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』
5月21日(水)8:00
5月22日(木)8:00/11:30
5月23日(金)8:00/11:30
5月24日(土)10:30

上演時間:75分(予定)
上演言語:日本語
参加費:無料/事前予約制
※小雨決行・雨天中止(25日(日)に振替予定あり)
申込みはこちら


▼小泉明郎『火を運ぶプロメテウス』
5月17日(土)ー5月25日(日)
各日 13:00/13:30/14:00/14:30/15:00/15:30/16:00/16:30/17:00/17:30

上演時間:約30分
上演言語:日本語/英語
参加費:1,000円/事前予約制
※雨天の際は実施場所が変更となります。当日受付でご案内させていただきます。
申込みはこちら


▼Aokid|ワークショッププログラム『子供も大人もわんぱくわくわーく(1PARK 枠WORK)』
5月18日(日)13:00-14:15/
14:30-15:45/16:00-17:30
※各回の内容は異なります。13:00-17:30まで連続参加も可。

体験時間:約75分〜
参加費:無料/事前予約制
※雨天中止
申込みはこちら


▼額田大志|ワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』
5月23日(金)15:00
5月25日(日)11:00

体験時間:約80分
参加費:無料/事前予約制
※雨天中止
申込みはこちら


▼長谷川優貴|ワークショッププログラム『記憶と演劇を、歩いてめぐる』
5月25日(日)14:00

体験時間:約180分
参加費:無料/事前予約制
※雨天中止
申込みはこちら

第2期 全ワークショッププログラムを公開!参加受付もスタート

会期中に開催される全ワークショッププログラムを公開し、参加受付を開始しました。
詳細は以下をご確認ください。


Aokid|ワークショッププログラム『子供も大人もわんぱくわくわーく(1PARK 枠WORK)』 からだとあたまをつかって公園中を動き回り、「遊び」を学び直す、ダンサー・アーティストのAokidによるワークショップを開催します。
子供の頃にさまざまな場所で遊び続けていた時間には、いろいろな学びがあったはず。大人も子供も、準備体操をして、木や地面の土や石に触れ、公園をくまなく見渡し、自分のからだと公園をフル活用して、参加者それぞれの遊び=表現をつくってみましょう!1日の終わりにはそれらを持ち寄り、一つのパフォーマンスに仕立てます。それは、歌なのか、踊りなのか、絵なのか、映画なのか?一章から三章まで、一日中の参加も途中参加もどちらでも歓迎です。夕暮れに気づかないくらいに夢中になって、自然の中で遊んでみませんか。


『子供も大人もわんぱくわくわーく(1PARK 枠WORK)』

第一章「きとひと」|13:00〜14:15
Aokidの準備体操「へんてこたいそう」から始めて、公園内の自然に触れ、環境にからだを馴染ませていきます。

第二章「ちず、ぼう、けん」|14:30〜15:45
公園の各場所の特性に着目し、木の棒を剣に見立てるように「見立て」を進めたり、遊び場の地図を広げたりして、参加者自身の表現や動きをつくっていきます。

第三章「ま、ほう」|16:00〜17:30
参加者がつくったそれぞれの表現を集めて、ひとつのパフォーマンスを制作し、発表してみます。

※第一章~第三章までを一連の「遊び」とします。全章参加、章ごとの参加も可能です。

■日時:5月18日(日)13:00〜17:30(13:00-14:15/14:30-15:45/16:00-17:30)
■受付場所:インフォメーション
■実施場所:日比谷公園内各所
■対象:どなたでも参加可能
■定員:各回20名程度
■所要時間:75分〜
■事前予約優先制
※当日は動きやすい服装をおすすめします。
※雨天中止
申込みはこちら
■プロフィール
Aokid(あおきっど)
1988年東京生まれ。14歳でブレイクダンスを始め、思春期はダンスや映画とともに過ごす。東京造形大学映画専攻在学学中より舞台芸術や美術作品の制作を開始。ソロダンス作品「地球自由!」(2019/STスポット)や、個展「この家の天井は天空とつながっている。」(2024/nito)など。



6steps|ワークショッププログラム『6stepsを置いてみる 日比谷公園 編』 6stepsは木でできた6段の階段です。これまでも振付・舞台装置として様々な場や空間で、上演/上演を目的としない取り組みを通じて様々な方と時間を過ごしながら、社会の中で 踊ること、ひとりで、誰かといること、を探ってきました。今回は初めての野外、日比谷公園の草地広場に、どこにも辿り着かない「6段の階段 / 6steps」をそっと置いてみます。
参加も出入りも自由ですので、どなたでもお散歩するようにのぼったりおりしにいらしてください。

『6stepsを置いてみる 日比谷公園 編』
日比谷公園の草地広場に、どこにも辿り着かない「6段の階段 / 6steps」をそっと置いてみます。当日はそれぞれ集まって、のぼりおりしたり、眺めたり、話したり、過ごしたり、その後6stepsを片付けて、階段のあった場所にもう一度集まって過ごしてみます。6stepsを踊るための振付をたずさえて、発起人の木村玲奈とプロジェクトメンバーが、日比谷公園でみなさまをお待ちしています。

■日時:
5月18日(日)14:00
5月22日(木)14:00
5月24日(土)14:00

■場所:草地広場
■対象:どなたでも参加可能
■所要時間:120分程度
■予約不要/出入り自由
※雨天中止

■プロフィール
6steps (シックスステップス)
6stepsは、「6段の階段」を使用した、目で見て触れて体験できるダンスプロジェクト。振付家・ダンサーである木村玲奈が発起人となり、ダンサー・WEBエンジニア・観察者・美術家・舞台制作者らと共に活動を行い、舞台芸術と社会を繋ぐプラットフォームとしての機能を模索している。木村が振付・演出する公演、演出にアーティストを招き行う公演、そして2023年からは、6steps (6段の階段) を様々な場・空間へ置き、訪れる人々と共に時間を過ごすプロジェクトを開始。多角的に場や時間、振付をひらきながら、さまざまな身体と共にダンスを探している。

木村 玲奈 (きむら・れいな) / 振付家・ダンサー
6steps発起人・代表。コンセプト・振付・時々出演。風土や言葉と身体の関係、人の在り方 / 生き方に興味をもち、〈ダンスは誰のために在るのか〉という問いのもと、国内外様々な土地で創作・上演を行う。近年は、ダンスプロジェクトのリサーチャーやファシリテーターとしても、幅広い年代の身体 / 心と向き合う。2020年より東京郊外に『糸口』という小さな場・拠点を構え、土地や社会と緩やかに繋がりながら、発表だけにとどまらない実験と交流の場を運営している。25年よりセゾン・フェローⅡ。



額田大志|ワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』 コンテンポラリーポップバンド・東京塩麹、演劇カンパニー・ヌトミックを主宰し、作曲だけでなく「上演とは何か」という問いをベースに、パフォーミングアーツの分野でも精力的に活動している額田大志によるワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』を開催します。子どもから大人まで、どなたでもお楽しみいただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。

『音の伝言ゲーム』
公園にはたくさんの音が鳴っています。革靴の足音、鳥の鳴き声、噴水の水が流れる音……身の周りの音たちを、参加者自らが言葉に変換し、その言葉を頼りに、ほかの参加者が公園内で探し出す、そんな、一風変わった伝言ゲームのようなワークショップです。聞こえている音は同じでも、言葉での表し方、感じ方は人それぞれ異なるかもしれません。音に耳を澄ませて、自分なりに言葉にし、それを誰かに伝える面白さと難しさを体験してみましょう。

■日時:5月23日(金)15:00、5月25日(日)11:00
■受付場所:インフォメーション
■実施場所:芝庭広場周辺(予定)
■対象:どなたでも参加可能
■定員:12名程度
■所要時間:80分程度
■事前予約優先制
※雨天中止
申込みはこちら
■プロフィール
額田大志(ぬかた・まさし)
1992年東京都出身。コンテンポラリーポップバンド・東京塩麹、演劇カンパニー・ヌトミックを主宰。作曲だけでなく「上演とは何か」という問いをベースに、パフォーミングアーツの分野でも精力的に活動。バンドでのFUJI ROCK FESTIVALの出演や、戯曲『ぼんやりブルース』が第66回岸田國士戯曲賞にノミネートされるなど、音楽と演劇の領域を横断した活動を続けている。



長谷川優貴|ワークショッププログラム『自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ−記憶と演劇を、歩いてめぐる』 劇作家、演出家だけでなく芸人としても活動する長谷川優貴による自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ『記憶と演劇を、歩いてめぐる』を開催します。参加者自身が公園での思い出をテーマにした短い演劇作品を創作し、それを互いに鑑賞し合う体験型ワークショップです。参加にあたっての演技経験等は不問です。

自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ−記憶と演劇を、歩いてめぐる
日比谷公園を舞台に、参加者自身が公園での思い出をテーマにした短い演劇作品を創作・上演する体験型ワークショップ。参加者は公園内のお気に入りスポットで10分以内のパフォーマンスを制作し、ワークショップの最後には、参加者や観客が公園内の各ポイントを巡りながら全チームの作品を鑑賞する「回遊型(プロムナード)上演」を行います。観客自身が風景の中を移動し、物語の世界に入り込むことで、自然と一体化した演劇体験を楽しんでみましょう。

■日時:5月25日(日)14:00
■受付場所:インフォメーション
■場所:雲形池〜草地広場〜三笠山付近(予定)
■対象:中学生以上、演技経験等不問
■定員:20名程度
■所要時間:3時間程度
■事前予約優先制
※雨天中止
申込みはこちら
■プロフィール
長谷川優貴(はせがわ・ゆうき) 
劇作家・演出家・芸人 。1982 年 6 月 16 日生まれ 静岡県富士市出身。 
2002 年お笑いコンビ「クレオパトラ」としてデビュー。2017年クリエイションをする為に集まれる組合/場所「エンニュイ」を旗揚げ。芸人として活動をしつつ、現在は演劇をメインとしながら様々なジャンルを横断し表現をしている。

第1期 《Forest for Momentum (流れを生む森)》
光と音が立ち上げる、“都市の中の森が生む新たな「場所」”

─ 2025年4月25日(金)17:00から 一夜限りのライブパフォーマンス@日比谷公園 第一花壇 ─ 自然豊かな日比谷公園の中で、世界中から集まった植物たちが森を作り、新たな「場所」を再構成するインスタレーション《Forest for Momentum (流れを生む森)》。

アーティスト小金沢健人とプラントハンター西畠清順により、本展のために作られたこの新作にて、「Hibiya Art Park 2025」1期「Transformed Composition 組み合わせと見立てで遊ぶ」の会期初日を、一夜限りのライブパフォーマンスで飾ります。

小金沢健人による即興性のある光の演出は、雨や煙など、さまざまな現象が起こる空間へまた異なる光と影をもたらし、夜の森の不思議な雰囲気をさらに引き立てます。
サウンドを手掛けるのは、採集した環境音やシンセサイザーなどの電子音を組み合わせて、多彩な音を生み出す上村洋一、箱崎健志。世界中の風景の記憶を日比谷という東京の中心で感じることで、都市の喧騒の中では想像することが難しいような、目に見えない自然の音を意識的に知覚できる「場所」をつくります。


【イベント情報】 ■開催日:2025年4月25日(金)17:00〜(予定)
■会場:日比谷公園 第一花壇(東京都千代田区)
■出演:小金沢健人、上村洋一、箱崎健志
■入場:無料・申込不要
※雨天決行。荒天の場合、中止とさせていただく場合がございます。その場合、「Hibiya Art Park 2025」SNSにてアナウンスいたします。


【アーティストプロフィール】
小金沢健人 / Takehito Koganezawa
小金沢健人 / Takehito Koganezawa 美術家 
1974年東京生まれ 武蔵野美術大学卒
大学在学中より作品の発表を始め、卒業後はベルリンへ活動の拠点を移し国際的な評価を得る。映像表現を出発点に平面・立体・サウンド・テキストなどさまざまな手法で作品を製作するが、近年はドローイングの運動感覚とパフォーマンスの即興性が重なる空間として、「場所」に着目した制作活動が多い。演劇やダンスなどの舞台芸術や音楽とのコラボレーションも多く、2022年からは2024年までの3年間は神奈川県立音楽堂における「音楽堂のピクニック」のディレクターも務めた。
ヨーロッパを中心に国内外での美術館の展覧会に数多く参加し、横浜トリエンナーレ・シャルジャビエンナーレ・あいちトリエンナーレ・モントリオールビエンナーレ・マニフェスタなど大型の国際展でも作品を発表している。
作品がコレクションされているのはニューヨーク近代美術館をはじめ、ニューサウスウェールズ州立美術館・ハンブルガークンストハレ・東京都現代美術館・金沢21世紀美術館・東京都写真美術館・森美術館など。
上村洋一 / Yoichi Kamimura
上村洋一 / Yoichi Kamimura フィールドレコーディングを通して、人間と自然との内的で精神的な繋がりを探求する。近年は、知床の流氷、アイスランドの氷河、アマゾン熱帯雨林、世界最大の滝イグアスなどのリサーチを元に、没入的なサウンド・インスタレーション、絵画作品、サウンド・パフォーマンス、音響作品などを国内外で発表している。主な展覧会・プロジェクトに、「Awasi Art week by LABVERDE」(Awasi Iguazú, イグアス, 2024)、「LABVERDE SPECULATIVE ECOLOGIES RESIDENCY 2023」(マナウス, 2023)、「From Seeing to Acting」(Looiersgracht 60, アムステルダム, 2021)、「道草展:未知とともに歩む」(水戸芸術館, 水戸, 2020)など。音楽作品として、France Jobinとの共作アルバム「Therme Vals」(Vertical Music, ベルリン, 2023)をリリース。2023年、2024年にロンドンのフィールドレコーディングのアワード「Sound of the Year Awards」を2年連続(Disappearing Sound category/Best Natural Sound category)で受賞。同年、パリのサウンドアワード「Phonurgia Nova 2023 特別賞」受賞。

http://www.yoichikamimura.com/
箱崎健志 / Takeyuki Hakozaki
箱崎健志 / Takeyuki Hakozaki 音楽家・美術家。
音楽家としては、ミニマルミュージックを主軸に、そこから構造的に発展・拡張した音楽作品や立体音響作品を制作。国内外で作品を発表している。美術家としては、人工物の本来の機能を剥奪し、関係性を解体した複数のオブジェクトによる接触から未知の可能性を顕在化させる手法の作品・インスタレーションを国内外で発表。鼓童とのコラボレーションによる《MATSURI with KODO》にて、SPIKES ASIA「USE OF ORIGINAL MUSIC」部門のファイナリストに選出。

https://takeyukihakozaki.com/
【作品について】
《Forest for Momentum(流れを生む森)》小金沢健人+西畠清順 作品イメージ
《Forest for Momentum(流れを生む森)》
小金沢健人+西畠清順
晴れているのに雨が降る
暗い夜には光がふくらみ
火の無いところに煙が立つ

場所とはただの空間ではない。その土地のことでもない。
物理的な大地の上で、何か出来事が起こるとき、「場所」というものが出現する。

日比谷公園はこれまでもさまざまな顔をした「場所」であった。

伊達政宗の最後の屋敷であり、帝国陸軍の練兵場でもあった。日本初の洋風庭園であり、国葬も行われれば暴動も起こった。夜には男女が睦み合い、震災後には仮設住宅も建てられた。戦時中には畑となり、高射砲が据えられたりもした。戦後はGHQに接収されて屋外ダンスホールとして使われたこともある。

小金沢健人と西畠清順はこの日比谷の地に新しく「場所」を立ち上げようとしている。
花と光が出会い、雨と煙が出会う。色彩は夜の闇と出会い、太陽は森と出会う。
人も生き物も無生物も現象も、そこに居合わせた存在全てが出会う場所になればいいと考えている。
【クレジット】 アーティスト:小金沢健人 x 上村洋一 x 箱崎健志
照明:株式会社 流
音響:中原楽(KARABINER inc.)、稲荷森健、株式会社 大城音響事務所
企画制作:須藤菜々美(NYAW inc.)
企画運営:株式会社ライツアパートメント

第2期 長谷川優貴|ワークショッププログラム『自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ−記憶と演劇を、歩いてめぐる』開催!

長谷川優貴|ワークショッププログラム『自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ−記憶と演劇を、歩いてめぐる』開催!

撮影:藤澤孝代

劇作家、演出家だけでなく芸人としても活動する長谷川優貴による自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ『記憶と演劇を、歩いてめぐる』を開催します。参加者自身が公園での思い出をテーマにした短い演劇作品を創作し、それを互いに鑑賞し合う体験型ワークショップです。参加にあたっての演技経験等は不問です。

自然と演劇を融合した回遊型ワークショップ−記憶と演劇を、歩いてめぐる
日比谷公園を舞台に、参加者自身が公園での思い出をテーマにした短い演劇作品を創作・上演する体験型ワークショップ。参加者は公園内のお気に入りスポットで10分以内のパフォーマンスを制作し、ワークショップの最後には、参加者や観客が公園内の各ポイントを巡りながら全チームの作品を鑑賞する「回遊型(プロムナード)上演」を行います。観客自身が風景の中を移動し、物語の世界に入り込むことで、自然と一体化した演劇体験を楽しんでみましょう。

■日時:5月25日(日)14:00
■受付場所:インフォメーション
■場所:雲形池〜草地広場〜三笠山付近(予定)
■対象:中学生以上、演技経験等不問
■定員:20名程度
■所要時間:3時間程度
■事前予約優先制
※雨天中止
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■プロフィール
長谷川優貴(はせがわ・ゆうき)
劇作家・演出家・芸人 。1982 年 6 月 16 日生まれ 静岡県富士市出身。
2002 年お笑いコンビ「クレオパトラ」としてデビュー。2017年クリエイションをする為に集まれる組合/場所「エンニュイ」を旗揚げ。芸人として活動をしつつ、現在は演劇をメインとしながら様々なジャンルを横断し表現をしている。

第2期 6steps|ワークショッププログラム「6stepsを置いてみる 日比谷公園 編」開催!

6steps|ワークショッププログラム「6stepsを置いてみる 日比谷公園 編」開催!

6stepsは木でできた6段の階段です。これまでも振付・舞台装置として様々な場や空間で、上演/上演を目的としない取り組みを通じて様々な方と時間を過ごしながら、社会の中で踊ること、ひとりで、誰かと、いること、を探ってきました。今回は初めての野外、日比谷公園の草地広場に、どこにも辿り着かない「6段の階段 / 6steps」をそっと置いてみます。
参加も出入りも自由ですので、どなたでもお散歩するようにのぼったりおりたりしにいらしてください。


『6stepsを置いてみる 日比谷公園 編』
日比谷公園の草地広場に、どこにも辿り着かない「6段の階段 / 6steps」をそっと置いてみます。当日はそれぞれ集まって、のぼりおりしたり、眺めたり、話したり、過ごしたり、その後6stepsを片付けて、階段のあった場所にもう一度集まって過ごしてみます。6stepsを踊るための振付をたずさえて、発起人の木村玲奈とプロジェクトメンバーが、日比谷公園でみなさまをお待ちしています。

■日時:
5月18日(日)14:00
5月22日(木)14:00
5月24日(土)14:00

■場所:草地広場
■対象:どなたでも参加可能
■所要時間:120分程度
■予約不要/出入り自由
※雨天中止

■プロフィール
6steps (シックスステップス)
6stepsは、「6段の階段」を使用した、目で見て触れて体験できるダンスプロジェクト。振付家・ダンサーである木村玲奈が発起人となり、ダンサー・WEBエンジニア・観察者・美術家・舞台制作者らと共に活動を行い、舞台芸術と社会を繋ぐプラットフォームとしての機能を模索している。木村が振付・演出する公演、演出にアーティストを招き行う公演、そして2023年からは、6steps (6段の階段) を様々な場・空間へ置き、訪れる人々と共に時間を過ごすプロジェクトを開始。多角的に場や時間、振付をひらきながら、さまざまな身体と共にダンスを探している。

木村 玲奈 (きむら・れいな) / 振付家・ダンサー
6steps発起人・代表。コンセプト・振付・時々出演。風土や言葉と身体の関係、人の在り方 / 生き方に興味をもち、〈ダンスは誰のために在るのか〉という問いのもと、国内外様々な土地で創作・上演を行う。近年は、ダンスプロジェクトのリサーチャーやファシリテーターとしても、幅広い年代の身体 / 心と向き合う。2020年より東京郊外に『糸口』という小さな場・拠点を構え、土地や社会と緩やかに繋がりながら、発表だけにとどまらない実験と交流の場を運営している。25年よりセゾン・フェローⅡ。

第2期 Aokid|ワークショッププログラム『子供も大人もわんぱくわくわーく(1PARK 枠WORK)』開催!

Aokid|ワークショッププログラム『子供も大人もわんぱくわくわーく(1PARK 枠WORK)』開催!

by 宮川知宙(どうぶつえんvol.17)

からだとあたまをつかって公園中を動き回り、「遊び」を学び直す、ダンサー・アーティストのAokidによるワークショップを開催します。
子供の頃にさまざまな場所で遊び続けていた時間には、いろいろな学びがあったはず。大人も子供も、準備体操をして、木や地面の土や石に触れ、公園をくまなく見渡し、自分のからだと公園をフル活用して、参加者それぞれの遊び=表現をつくってみましょう!1日の終わりにはそれらを持ち寄り、一つのパフォーマンスに仕立てます。それは、歌なのか、踊りなのか、絵なのか、映画なのか?一章から三章まで、一日中の参加も途中参加もどちらでも歓迎です。夕暮れに気づかないくらいに夢中になって、自然の中で遊んでみませんか。


『子供も大人もわんぱくわくわーく』(1PARK 枠WORK)

第一章「きとひと」|13:00〜14:15
Aokidの準備体操「へんてこたいそう」から始めて、公園内の自然に触れ、環境にからだを馴染ませていきます。

第二章「ちず、ぼう、けん」|14:30〜15:45
公園の各場所の特性に着目し、木の棒を剣に見立てるように「見立て」を進めたり、遊び場の地図を広げたりして、参加者自身の表現や動きをつくっていきます。

第三章「ま、ほう」|16:00〜17:30
参加者がつくったそれぞれの表現を集めて、ひとつのパフォーマンスを制作し、発表してみます。

※第一章~第三章までを一連の「遊び」とします。全章参加、章ごとの参加も可能です。


■日時:5月18日(日)13:00〜17:30(13:00-14:15/14:30-15:45/16:00-17:30)
■受付場所:インフォメーション
■実施場所:日比谷公園内各所
■対象:どなたでも参加可能
■定員:各回20名程度
■所要時間:75分〜
■事前予約優先制
※当日は動きやすい服装をおすすめします。
※雨天中止
申込みはこちら
■プロフィール:
Aokid(あおきっど)
1988年東京生まれ。14歳でブレイクダンスを始め、思春期はダンスや映画とともに過ごす。東京造形大学映画専攻在学中より舞台芸術や美術作品の制作を開始。ソロダンス作品「地球自由!」(2019/STスポット)や、個展「この家の天井は天空とつながっている。」(2024/nito)など。

第2期 額田大志|ワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』開催!

額田大志|ワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』開催!

コンテンポラリーポップバンド・東京塩麹、演劇カンパニー・ヌトミックを主宰し、作曲だけでなく「上演とは何か」という問いをベースに、パフォーミングアーツの分野でも精力的に活動している額田大志によるワークショッププログラム『音の伝言ゲーム』を開催します。子どもから大人まで、どなたでもお楽しみいただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。


『音の伝言ゲーム』
公園にはたくさんの音が鳴っています。革靴の足音、鳥の鳴き声、噴水の水が流れる音……身の周りの音たちを、参加者自らが言葉に変換し、その言葉を頼りに、ほかの参加者が公園内で探し出す、そんな、一風変わった伝言ゲームのようなワークショップです。聞こえている音は同じでも、言葉での表し方、感じ方は人それぞれ異なるかもしれません。音に耳を澄ませて、自分なりに言葉にし、それを誰かに伝える面白さと難しさを体験してみましょう。

■日時:5月23日(金)15:00、5月25日(日)11:00
■受付場所:インフォメーション
■実施場所:芝庭広場周辺(予定)
■対象:どなたでも参加可能
■定員:12名程度
■所要時間:80分程度
■事前予約優先制
※雨天中止
申込みはこちら
■プロフィール:
額田大志(ぬかた・まさし)
1992年東京都出身。コンテンポラリーポップバンド・東京塩麹、演劇カンパニー・ヌトミックを主宰。作曲だけでなく「上演とは何か」という問いをベースに、パフォーミングアーツの分野でも精力的に活動。バンドでのFUJI ROCK FESTIVALの出演や、戯曲『ぼんやりブルース』が第66回岸田國士戯曲賞にノミネートされるなど、音楽と演劇の領域を横断した活動を続けている。

第1期 ジャコモ・ザガネッリ|花や植物をテーマにしたトークイベント開催!

ジャコモ・ザガネッリ|花や植物をテーマにしたトークイベント開催!

日比谷公園にれのき広場でジャコモ・ザガネッリによって展開される《Hibiya Ping Pong Platz》では、会期中毎週末に関連イベントとして花や植物をテーマに様々なゲストをお呼びしトークイベントを実施します。
《Hibiya Ping Pong Platz》をプラットフォームのような出会いの場として活用し、参加者同士が花や植物に関する多角的な視点を共有し、意見を交換し合える機会を育みます。
子どもから大人まで、どなたでもお楽しみいただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。

■日時:4月26日(土)、5月4日(日)、5月10日(土)10:30〜11:30
■会場:日比谷公園にれのき広場《Hibiya Ping Pong Platz》
雨天時会場:千代田区立日比谷図書文化館セミナールームA
■対象:どなたでも参加可能・予約不要
■定員:20名程度・先着順


■アーティストプロフィール:
ジャコモ・ザガネッリ(写真左上)
アーティスト、キュレーター、そして市民参加型プロジェクトの企画者として、幅広く活動している。人々を巻き込んだプロジェクトを数多く手がけており、「公共」や「社会」という概念を「空間」というテーマを通じて問い直し、挑戦している。
2022年から、灰谷歩、シルヴィア・ピアンティーニと共に、東京・墨田区で卓球台を設置することで公共空間の新しい使い方を提案することを目的とした、長期プロジェクト《Ping Pong Platz》をスタート。


■イベント詳細
①4月26日(土)〜日比谷公園内の花や植物を学び、観察する〜
日比谷公園 園長の渡邉陽一氏をお呼びし、日比谷公園の花や植物、公園の成り立ち、開かれた公園づくりなどの話を聞いた後、参加者と一緒に公園内を散策しながら植物の観察を行います。

ゲストプロフィール:
渡邉陽一(わたなべ・よういち)(写真右上)
公益財団法人東京都公園協会 日比谷公園長
星空を愛し、ボランティアで小学生を対象とした星空観望会をライフワークで実践。プラネタリウム勤務や生涯学習系NPO法人事務局を経て、40代から公園や水辺といった公共のオープンスペース活用に興味を持ち、東京都公園協会に入職。隅田川の賑わい創出や都立公園の多面的活用に取り組み、2023年4月より現職。日比谷周辺エリアとのつながりを意識した新しい公園のあり方を模索中。



②5月4日(日)〜人・植物・環境との関わりを様々な視点から考える〜
人+植物+環境との関わりを意識しながら、自然の恵みを取り入れた様々な活動を行う植物作家の岡本俊英氏をお呼びし、私達を取り巻く環境と植物の関係、関わりを考えます。

ゲストプロフィール:
岡本俊英(おかもと・としひで)(写真左下)
Botanical Activist / 植物作家、Viscum Flower Studio代表
人+植物+環境との関わりを意識しながら、自然の恵みを取り入れた様々な活動を行う。近年は植物の蒸留をメインに香りにかえる制作を行い、空間と人との香りの関わりを記録。人の記憶や印象と深く結びつく、コミュニケーションツールとしての香りの重要性を探る。


③5月10日(土)〜花や植物をテーマに作品を制作するアーティストとの対話〜
植物や生態系をテーマに作品を制作するアーティストの渡辺志桜里氏をお呼びし、自身の作品や研究についてのお話を伺います。

ゲストプロフィール:
渡辺志桜里(わたなべ・しおり)(写真右下)
アーティスト
1984年東京都生まれ。2015年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業後、17年に同大学大学院を修了。Chim↑Pom・卯城竜太キュレーションによる個展『べべ』(WHITEHOUSE、東京)をはじめ、都内で開催された芸術祭『水の波紋展2021』にも参加。2022年に渡辺志桜里の企画・キュレーション展『とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう』、2024年には東京・銀座の資生堂ギャラリーで、個展『宿/Syuku』を開催した。