令和5年(2023年)3月に、小石川後楽園が文化財指定から100年を迎えることを記念し、2月から3月にかけて、パネル展示や伝統芸能公演などの特別行事を行います。
小石川後楽園の文化財庭園としての価値を改めて見直すとともに、その新たな魅力をお伝えしてまいります。
- 2/1 コラボ企画情報を更新しました!
- 事前申込みについて
イベントによって、事前申込が必要なものがございます。
事前申込開始スケジュールは下記のとおりです。
申込フォームはこちらのサイトで順次ご案内をいたします。
◆無料イベント
「梅」記念植樹 → 1月23日(月)から申込受付開始(抽選)
○お申込はこちら ※植樹式の観覧は申込不要です
「記念講演会」 → 1月25日(水)から申込受付開始(抽選)
○お申込はこちら
◆有料イベント
「伝統芸能公演」
能楽、里神楽、雅楽、講談&落語 → 1月24日(火)9:00から申込受付開始(先着順)
○お申込はこちら
チラシはこちら(PDF:2MB)

- 有料(事前申込み)
1月24日(火)9:00から申込受付開始(先着順)
伝統芸能公演(屋外)松原 雨天荒天中止
宝生流 能楽公演
 お申込は1月24日(火)9:00から先着受付 |
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日 時 |
2/23(木・祝) 11:00~ ※約45分 |
席 料 |
800円 |
定 員 |
200名(空席がある場合、当日受付) |
この度の記念行事では、小石川後楽園にぴったりな能「胡蝶/後」を上演いたします。 古宮のかつての有様や胡蝶の話を聞いた僧は、木陰で読経し、うたた寝をします。夜更けと共に胡蝶の精が現れ、僧が読んだ経の効力で念願の成仏が叶ったことを感謝し、更に梅の花とも縁が結ばれたと、花に戯れて爽やかな舞をみせるのです。夜明けが近づき、胡蝶の精は歌舞の菩薩の面影を残し、朝霞にまぎれて姿を消してゆきます。 胡蝶シテは、能楽シテ方宝生流楽師の川瀬隆士が演じます。地謡は同じく宝生流の髙橋憲正、藤井秋雅、鶴田航己が、能管は、能楽笛方森田流の熊本俊太郎が演奏いたします。 今も昔も変わらない爽やかで華やかな梅に思いを寄せて、春を思う気持ちをご覧いただきます。どうぞお楽しみくださいませ。 |
石森社中による里神楽
 お申込は1月24日(火)9:00から先着受付 |
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日 時 |
2/25(土) ①10:30~ ②12:30~ ※各回30分 |
席 料 |
500円 |
定 員 |
150名(空席がある場合、当日受付) |
この度は小石川後楽園の文化財指定100周年を祝しまして、里神楽「福遊び」をご披露します。
七福神でお馴染みの大黒天と恵比寿が登場し寳授けの舞や鯛を釣ったり、お供の従者(モドキ)の身振り手振り面白く踊ったりととてもお目出度い演目です。
最後は従者たちが恵比寿から頂いた釣竿であんなものやこんなものを釣り上げて………。
ぜひ最後までお楽しみ下さい。 |
多度雅楽会東京奏楽所による舞楽
 お申込は1月24日(火)9:00から先着受付 |
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日 時 |
2/26(日) ①11:00~ 振鉾三節、迦陵頻(童舞)
②13:00~ 胡蝶(童舞)、春庭花
③14:30~ 蘇利古、陵王、長慶子
※各回30分 |
席 料 |
500円 |
定 員 |
150名(空席がある場合、当日受付) |
日本古来の音楽と舞「雅楽」を現代に伝える多度雅楽会。江東区門前仲町の富岡八幡宮と三重県桑名市多度町の2拠点交流により、春と秋の本格舞台を継承しています。毎年、地域の子供舞を奉納して、小石川後楽園のほか、浜離宮恩賜庭園でも上演しています。 今回、舞台の左右に大太鼓を配置して、日本神話に由来する「振鉾」に始まり、希少な「鳥」と「蝶」の子供舞、名勝の梅を冠にした「春庭花」、走舞など、幅広い舞楽を3部に分けて上演いたします。主演解説:田中松緑(地域伝統文化功労者)。 |
伝統芸能公演(屋内)涵徳亭
講談で語る徳川光圀(水戸黄門)
 お申込は1月24日(火)9:00から先着受付 |
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日 時 |
2/24(金) ①11:00~ ②14:00~ |
席 料 |
500円 |
定 員 |
50名(空席がある場合、当日受付) |
神田真紅様コメント
茨城県は水戸市の三の丸で生まれ、歴史好きが高じて史学を志す様になり、出版社の編集者業を経て講談師になったのですが、この経歴を話す度に地元の人からは「光圀さんみたいだねえ」等と(畏れ多くも)言われておりました。
ちょうど徳川光圀が主人公のミュージカルに出演中に、今回の小石川後楽園様からの寄席のお話を頂いて「縁があるなあ!」と驚き嬉しく思っております!
講談には水戸黄門漫遊記をはじめとして数多くのゆかりの物語がございます。今回の寄席では何を語るのか……お楽しみに!!
立川成幸様コメント 茨城を愛する皆様初めまして。 芸協生まれ芸協育ちの初の立川第一号。 立川成幸と申します。 私は茨城県出身でございます。 茨城県小美玉市で育ちました。 落語でも申し上げますが母親が水戸市出身で御座いましてよく水戸に遊びに行った想い出が沢山あります。 又、茨城県は中々落語文化がまだ根付いておりません。 私自身落語家になってから掲げている抱いている大志があります。 「茨城県に落語文化を」 是非高座でお会いしましょう。 |
- 無料(申込不要)
伝統芸能公演(屋外)松原 雨天荒天中止
変面ショーと二胡の演奏 |
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日 時 |
2/23(木・祝) ①13:30~ ②15:00~ ※各回30分 |
変面は四川省の地方劇「川劇」の中で使われていた演出手法の一種で、一瞬でお面が変わる早業はまさに瞬間芸術。その技の仕組みは秘伝、中国伝統芸能の「絶技」と呼ばれています。ぜひ間近でその巧みな技と表現をお楽しみください。 またシルクロードを渡り伝わった伝統楽器、「二胡」の美しくも優美で多彩な音色による演奏を合わせてお届けします。 二胡予定演目:1、春よ来い、2、凉凉、3、戦馬奔騰 |
北辰一刀流・新田宮流抜刀術 |
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日 時 |
2/25(土) ①13:30~ ②15:00~ ※各回30分 |
北辰一刀流剣術 千葉周作を流祖とする剣術。周作は天保六年(1835)、水戸烈公斉昭に招かれ、水戸藩に百石を給せられて弘道館剣術指南役となる。周作に学んだ子弟は数多くいたが、渡辺清左衛門、小澤三次郎敏行、小澤寅吉政方(初代東武館長)らは代表的剣客であり弘道館剣術方の師範役をしていた。徳川幕府の瓦解後、明治七年、寅吉の自邸において「水戸東武館」を創設し数多くの名剣士を世に送り出した。同時に北辰一刀流の系譜を絶やすことなく子弟に授け、その正統な系譜が今も水戸東武館に残されている。
新田宮流抜刀術 和田平助正勝により編み出された抜刀術。正勝は、水戸藩初代藩主徳川頼房の御庭番同心頭として、禄三百石で仕え、その後水戸黄門でも知られた二代藩主徳川光圀にも仕えた。戦国時代の気風が残っている頃で、その技は荒く、一刀必殺の剣とする先先の先(せんせんのせん)と云うその術は凄まじく、「抜刀の妙を得、実に変を尽くし神に入る」と言われるほどであったという。現在東武館に残されている技は「一本目、二本目、左剣、一文字、星昇、万事」の六本。 |
重ね押しスタンプラリー
- 無料(申込不要)
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日 時 |
2/4(土)~3/10(金) |
内 容 |
小石川後楽園を含む8か所のうち5か所をめぐってスタンプを押します。色がどんどん重なり、最後に一幅の絵が完成します。 |
場 所 |
●小石川後楽園西門・東門 ●東京ドームホテル2階上りエスカレーター乗り場横 ●日中友好会館1階美術館内 ●文京ふるさと歴史館1階受付横(毎週月曜日・第4火曜日は休館) ●東京メトロ後楽園駅地下2階南北線改札外・駅事務室前 ●東京メトロ有楽町線地下1階有楽町線改札外・駅事務室前通路 ●JR水道橋駅西口改札外 (地図画像をクリックすると拡大します) |
文化財指定100周年記念「梅」植樹式
- 無料
※植樹式の観覧は申込不要です
※文京区在住・在学の小学生を対象とした植樹のお手伝いは、事前申込が必要です→お申込はこちら(1月23日より申込開始)
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日 時 |
3/5(日) 11:00~(30分程度) |
内 容 |
小石川後楽園と深い所縁のある、水戸の偕楽園から譲り受けた「梅」を、梅林に植樹します。 文京区の小学生にお手伝いいただきます。 |
記念講演会
- 無料 ※事前申込が必要です→お申込はこちら(1月25日より申込開始)
日 時 |
3/4(土) 13:00~15:30 |
定 員 |
80名 |
会 場 |
文京シビックセンター 3階会議室 (東京都文京区春日1-16-21) |
内 容 |
東京の貴重な文化財である小石川後楽園の魅力を造園学の専門家がお伝えします。また、パネル展についてわかりやすく解説、庭園の奥深さに触れる講演会です。 |
講 師 |
龍居 竹之介氏((一社)日本庭園協会名誉会長)
亀山 章氏(東京農工大学名誉教授)
加藤 元信氏(文京区アカデミー推進課文京ふるさと歴史館学芸員) |
パネル展示~後楽園は遺った~
- 無料(申込不要)
日 時 |
[前期] 3/1(水)~3/5(日) 10:00~17:00 [後期] 3/6(月)~3/9(木) 10:00~17:00 |
会 場 |
[前期] 日中友好会館美術館1階 (文京区後楽1-5-3)※小石川後楽園となり
[後期] ギャラリーシビック (文京シビックセンター1階 文京区春日1-16-21) |
内 容 |
作庭から4世紀弱、文化財指定から100年、東京都心部に遺された貴重な文化遺産の歴史や文化を絵図や写真等の関係資料を使って紹介します。 |
子ども歴史検定
- 無料(申込不要)
日 時 |
2/4(土)~3/10(金) |
内 容 |
小石川後楽園と周辺地域の過去100年にまつわる問題にチャレンジ!解答を窓口にご提示された方に、素敵なプレゼントを差し上げます。(先着100名様) |
参加方法 |
窓口にて問題を配布します。 |
対 象 |
小学生、中学生(問題は2種類) |
注 意 |
小学生のご入園には保護者の同伴をお願いいたします。 |
主催:公益財団法人東京都公園協会
共催・後援:文京区
協力:茨城県、公益財団法人日中友好会館、公益社団法人宝生会、JR東日本(水道橋駅)、東京都水道歴史館、東京メトロ(後楽園駅、飯田橋駅)、文京ふるさと歴史館
特別協賛:株式会社東京ドーム
【お問合せ】
小石川後楽園サービスセンター
電話:03-3811-3015
受付時間 9:00-17:00
