お知らせ
2024/07/14
7月の見どころ(13日)「夏の生きものを探そう」
樹木の幹、葉っぱの裏、手すりの下、……はたまた建物の外壁まで! 園内のそこかしこでセミのぬけがらを見かける季節になりました。よく似ているぬけがらも、じっくり観察すると大きさや触角の形などで見分けることができます。
ビジターセンターでは来園者参加型の夏休み合同企画展示「セミのぬけがらくらべ」を開催中です!(R6.8.31まで) 見かけたぬけがらをビジターセンターへとそっと持ち帰り、どんなセミのぬけがらなのか、調べてみませんか?
園路を歩いていると周囲を包み込む甘い香り。出どころを辿ってみれば、いくつもの花を咲かせるヤマユリの姿。
在来の百合の中でも最大級を誇る大きなヤマユリの花は、小峰公園では桜尾根やビジターセンター裏手などで見られます。
ヤマユリが見られる場所:桜尾根、ビジターセンター周辺、八坂神社周辺
葉っぱを食べる小さな小さなコガネムシ──マメコガネ。名前の「マメ」はその大きさではなく、マメ科の植物を食べることから名づけられたようです。小峰公園ではマメ科のクズのほか、ノブドウ、ヤブガラシ、ヤマノイモなどツル植物の上でみかけることが多い印象です。
緑の上半身に、赤茶色の翅、そのフチを彩る白黒の帯模様と見飽きない美しさがあるマメコガネ。来園の際はぜひ探してみてください。
マメコガネが見られる場所:園内各所
桜辻の周辺でアキノタムラソウが咲き始めました。近い仲間に「ハルノタムラソウ」「ナツノタムラソウ」がありますが、最も広く見られるものがこのアキノタムラソウです。
ひとつひとつの花は10mm程度と小さいものですが、薄紫の花がずらりと並ぶとなかなか見ごたえがありますね。
アキノタムラソウが見られる場所:桜辻周辺、展望広場周辺、梅林裏 ほか