小峰公園・小峰ビジターセンター

お知らせ

2024/08/12

里山暮らし体験「昔ながらの魚釣り!」を開催しました(実施レポート)

小峰ビジターセンターでは、昔の里山暮らしの文化を伝えるプログラムとして「里山暮らし体験」というイベントを開催しています。そのイベントの中でも特に好評を頂いている「昔ながらの魚釣り!」を今年も728()に開催しました。

それでは、その様子をご紹介します。

昔ながらの魚釣り!_01

最初に釣り竿をいちから作ります!今回作る釣り竿は、昔の子ども達が使っていた、篠竹に仕掛け糸を結びつけるだけで、浮きやおもりをつけない簡単な作りの釣り竿です。はじめに公園内のハイキングコースで竿の材料となる篠竹を選び、切り出していきます。

 

※ 公園内の林床整備活動として、篠竹を使用しました。

昔ながらの魚釣り!_02

次に、釣り竿に結び付ける“仕掛け”を作ります。仕掛けづくりは、つり糸がとても細いので、小さな輪を作るのもひと苦労です。ボランティアによる丁寧な説明もあってなんとか糸を結び終え、仕掛けを完成させました!

昔ながらの魚釣り!_03

準備が整ったところで、いよいよ釣りを始めます! 釣り方は、秋川流域で伝統的に行われてきたアンマ釣り※1です。まずは、職員の実演により、アンマ釣り独特の竿の動かし方を教わります。さて、自分で作った釣り竿で魚を釣ることはできるでしょうか?

 

1 川の上流から下流へ仕掛けを流して、釣り竿を水中で前後に動かして魚を釣る方法。

※ 魚釣りは漁券を購入して実施しています。

昔ながらの魚釣り!_05

仕掛けにエサをつけて、釣り竿を水中で前後に動かすと、魚がエサを突くアタリを感じます。慎重に糸を引き上げてみると… 釣れました! 自分で作った釣り竿で釣れた時の喜びはひとしおで、思い出の1匹を釣り上げることができました。

昔ながらの魚釣り!_06

釣った魚は水槽に移し、“秋川水族館”の開館です‼ 今回の展示魚は、カワムツや、ヨシノボリ、そして参加者が手で採取したサワガニです。皆で、じっくり観察しました。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

小峰ビジターセンターでは、小峰公園公式HP「自然公園へ行こう!」内「自然教室・イベントのご案内」カテゴリ、また小峰公園公式ツイッターアカウント「小峰公園・小峰ビジターセンター(@ParksKomine)」にてイベント情報の発信を行っております。皆様のご参加をお待ちしております。