神代植物公園
じんだいしょくぶつこうえんお知らせ
2022/02/22
「ショクダイオオコンニャク」の栽培記録
神代植物公園大温室にある、世界最大級の花「ショクダイオオコンニャク」の栽培記録をご覧ください。
【ショクダイオオコンニャクについて】
ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島に生育するサトイモ科の希少植物(絶滅危惧種)です。
高さ3m、直径1m以上にもなる大きな花序を咲かせることから、「世界で一番大きな花(正確には花序)」と言われており、腐った肉のような強烈な悪臭を放つことで有名です。地下には大きな芋(球茎)があり、毎年そこから1枚の大きな葉を出して栄養を蓄えます。このサイクルを数年経て、球茎が十分に大きくなるとその年には葉を出さず、花芽を伸ばして花を咲かせます。
国内での開花は非常に稀で、当園のほか、小石川植物園、筑波実験植物園、フラワーパークかごしま、はままつフラワーパークなどでの開花例のみです。
