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小笠原ビジターセンター・大神山公園

おがさわらびじたーせんたー・おおがみやまこうえん

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その他のお知らせ

2016年12月16日

テリハハマボウ

今日の大村海岸

今日の大村海岸

風が強く、波も少しあります。
オオハマボウ(上)とテリハハマボウ(下)の葉

オオハマボウ(上)とテリハハマボウ(下)の葉

葉の大きさが違います。
テリハハマボウ

テリハハマボウ

風衝地では背が低く、葉も小さくなります。
オオハマボウの花

オオハマボウの花

一日花で、黄色い花が徐々にオレンジ色に変わります。

「進化の実験場」、「東洋のガラパゴス」など海洋島(一度も別の大陸と陸続きになった事のない島)の小笠原はさまざまな別称で表現されます。
動植物がさまざまに進化するのは、自らが暮らしている環境に適応していった結果なのです。
つまり小笠原に辿り着いた動植物も、辿り着いた環境に順応し、今の姿へと進化してきたわけです。
海岸付近で生活するものや山の中で生活するものなど、それぞれがその環境に適応して定着していったのです(適応放散)。

もともと海岸近くの植物で、たまたま小笠原にたどり着いたオオハマボウ。
ずーっと海岸付近だけで育っていれば何の進化もなかったのでしょう。
ところが、鳥による種子散布等で、たまたま乾燥した風衝地で発芽してしまったオオハマボウは
何世代にも渡って風衝地で生き抜くうちに、葉裏に薄い毛を付けていた大きな葉をスベスベで小さく無毛の葉に変えたり、樹高を低くし小枝をたくさん付けて葉数を増やし、強い風に耐えつつ光合成をする姿に進化してきたのです。
おそらく、オオハマボウは、このように進化してテリハハマボウに至っているのでしょう。
海洋島ならではの偏った植相だからこそ、さまざまな固有種に分化していったのです。

ところで、オオハマボウ、テリハハマボウは、それぞれにきれいな一日花をつけます。
朝、黄色い花が咲き、夕方まで徐々に濃いオレンジ色に変色します。
大神山公園でも両方の植物が楽しめます。
葉の大きさも異なりますが、葉を裏返してみると、簡単に見分けることができます。
白ければオオハマボウ、ツヤツヤでテカテカならテリハハマボウです。

日中もだいぶ過ごしやすくなり、植物観察に絶好の季節到来です。
ゆっくり公園内を散策して、さまざまな動植物と綺麗な景色を満喫してくださいね。


※本日ビジターセンターは閉館日です。

次回の開館は12月18日(日)8:30~17:00です。

特別展「小笠原のどうぶつ展」「南島展」の他、歴史や文化・自然情報など取り揃えております。
お気軽にお立ち寄りください。

☆小笠原ビジターセンター・大神山公園ニュースレター12月号☆
ビジターセンターでのイベント情報や特別展、開館日案内及び大神山公園でのイベントや動植物の情報を掲載しております。下記よりダウンロードしてください。
ニュースレター12月号 [PDF]

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