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小笠原ビジターセンター・大神山公園

おがさわらびじたーせんたー・おおがみやまこうえん

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その他のお知らせ

2016年12月07日

再び兄島へ!

外来植物駆除のボランティアで兄島に行ってきました。
今日の大村海岸

今日の大村海岸

今日の父島は、薄曇りでひんやりした朝でした。
兄島からの眺望

兄島からの眺望

見事な乾性低木林が広がっています。
ウラジロエノキ(広域分布種)

ウラジロエノキ(広域分布種)

地を這うように広がっていました。
シマイスノキ(小笠原固有種)

シマイスノキ(小笠原固有種)

極端に葉っぱの小さい木を見つけました。
シマイスノキの花

シマイスノキの花

中央の柱頭(雌しべ)と、赤い薄皮を被った成熟中雄しべ。
吹く風も爽やかな中、先日12月3日に凪いだ海を渡り再び兄島に上陸してきました。今回のミッションは前回同様、外来植物の駆除です。
現在行われている駆除の対象植物は、モクマオウ、ギンネム、リュウキュウマツ、アカギ、シマグワ、シチヘンゲ(ランタナ)、シマサルスベリ、キバンジロウ、シンクリノイガ、コマツヨイグサ、コトブキギク、アレチノギク、イヌホウズキ、ホナガソウなどなどその他にもいろいろなものがあります。
どれも繁殖力旺盛で、在来植物をおびやかす存在です。特に兄島は、世界遺産のコアゾーン(大切な場所)として、島民によるさまざまな取組が行われています。
兄島の全体の植生は乾性低木林が中心で、非常に美しく、訪れた人に安らぎを与えてくれます。
地形は中央部が平坦な台地となっており、台地上は表土が薄く乾燥しているので、広大な低木林が続いています。岩石がむき出しの荒地では植物は葉を小さくし、背を低く保って過酷な環境で生き抜こうとしています。通常なら10mくらいの高木になるウラジロエノキ(広域分布種)も厳しい環境の中、地面を這うように成長し、極端に小さな葉をつけて蒸散(水分の蒸発)を抑えていました。シマイスノキ(小笠原固有種)も同様で、極端に小さな葉を付けた個体がありました。
このように兄島の植物を改めて観察すると、小笠原はまだまだ進化の途中にあることがよくわかりました。

外来植物駆除のボランティアは、兄島や西島、南島で行われていますが、植物に限らず他にもさまざまな駆除活動が行われています。兄島のクマネズミやグリーンアノール、南島、西島他のクマネズミなどなど、ミッション終了の知らせが届くまで、今後も島民の粘り強い取組が必要となります。
ビジターセンターでは様々な環境保全の取組を紹介しています。父島へご来島の際はぜひビジターセンターにお越しくださいね。


※本日ビジターセンターは開館日です。
開館時間は8:30~17:00です。

特別展「小笠原のどうぶつ展」「南島展」の他、歴史や文化・自然情報など取り揃えております。
お気軽にお立ち寄りください。

☆小笠原ビジターセンター・大神山公園ニュースレター12月号☆
ビジターセンターでのイベント情報や特別展、開館日案内及び大神山公園でのイベントや動植物の情報を掲載しております。下記よりダウンロードしてください。
ニュースレター12月号 [PDF]

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★小笠原村観光協会
http://www.ogasawaramura.com

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