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小笠原ビジターセンター・大神山公園

おがさわらびじたーせんたー・おおがみやまこうえん

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その他のお知らせ

2016年10月27日

渇水でカビが繁殖?

カビといえば、ジメジメ蒸し蒸し大好きがイメージなんですが・・・
今日の大村海岸

今日の大村海岸

今日は静かで、透明度抜群です。
キョウジョシギの団体さん

キョウジョシギの団体さん

海岸林の林床をほじっていました。
カイガラムシとすす病の症状

カイガラムシとすす病の症状

カイガラムシ

カイガラムシ

体を白い物質で覆っています。
何度かお知らせしていますが、今年の父島は雨が少なく、今日も節水のお願いを村役場が防災無線で呼びかけていました。ここ一週間ほどは、雨の降る日が多かったため、公園の植物も一息ついている状態です。

ところで、今年はすす病(葉っぱに黒いカビ「すす病菌」が繁殖した状態)にかかっている植物を多く見かけます。素人考えだと極端な乾燥状態が続いている父島で、すす病が例年以上に発生しているのは、すごーくふしぎですよねぇ。だって、カビはジメジメ蒸し蒸しが大好きなイメージですから。乾燥していたら逆に少なくなりそうなのに・・・。

実はその原因は、カイガラムシの大発生にあるようです。乾燥が進んだ父島の植物。葉の表面も普段だったら定期的に雨が付着物を洗い流してくれるのに、今年は付着性の虫には天国です。カイガラムシも葉や枝などに付着し、細い管を植物に差し込み栄養を取っています。カイガラムシは成虫でも数ミリしかないため、小さい幼虫の時期には強い雨だと植物から落下してしまいます。そのため、適度な降雨がカイガラムシの大量発生を抑えています。

しかし、今年は雨が少ないためにカイガラムシが大量発生し、そのカイガラムシの排泄物を栄養源としているすす病菌が繁殖したため、結果としてすす病が目立っているわけです。

雨はいろいろな意味で、植物の生育に必要不可欠なんですね。



※本日ビジターセンターは8:30~17:00まで開館しています。


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