小峰公園・小峰ビジターセンター
こみねこうえん・こみねびじたーせんたー
レンジャーブログ
2022年12月26日
小峰公園では公園内に暮らしている生きもの(チョウ類)の生息状況を把握するため、職員が園内を定期的に巡回調査しています。
里山の環境が広がる小峰公園には、草地や畑、谷戸田、池、雑木林、杉林などの多様な環境があり、園路を散策すると、吸蜜や産卵のために植物に集まるたくさんのチョウを確認することができます。
多種多様なチョウと豊かな自然環境が楽しめる小峰公園へ、ぜひお越しください。
◇調査コース
:小峰ビジターセンター → けやき広場 → 冒険広場 → 桜尾根 → 展望広場 → 園内最高地点 → 里山尾根 → 杉の木広場 →
ふれあい広場 → 谷戸田
◇調査結果
・4月~ 7月 5科 49種
・8月~ 11月 5科 42種 年間 5科 64種
〇クロアゲハ(アゲハチョウ科)
その他には、アオスジアゲハやナミアゲハ、カラスアゲハなどが見られ、全13種のアゲハチョウの確認ができました。
〇キタキチョウ(シロチョウ科)
その他には、モンシロチョウやツマキチョウなどが見られ、全5種のシロチョウの確認ができました。
〇ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)
その他には、オオミドリシジミ、トラフシジミ、ゴイシシジミなどが見られ、全14種のシジミチョウの確認ができました。
〇スミナガシ(タテハチョウ科)
その他には、ミスジチョウやメスグロヒョウモン、アサギマダラなどが見られ、全23種のタテハチョウの確認ができました。
ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)
その他には、ダイミョウセセリやホソバセセリ、イチモンジセセリなどが見られ、全9種のセセリチョウの確認ができました。
(樺沢レンジャー)