小峰公園・小峰ビジターセンター
こみねこうえん・こみねびじたーせんたー
小峰の里山
2020年08月25日
小峰公園は都立秋川丘陵自然公園のほぼ中央部に位置し、多様な環境を擁する約11haのエリアです。
当園では、『多摩の里山見本園』をコンセプトに里山管理を実践しており、「雑木林」「田んぼ」「畑」など、秋川丘陵自然公園の代表的な里山風景やそこに生息・生育する動植物の観察を楽しむことができます。
多摩の里山見本園(イラスト)
①夏のふれあい広場(8月25日撮影)
ハイキング中の休憩や、ピクニックを楽しめる広場です。古民家風の休憩舎やトイレも設置されています。草地の生きものを観察できるスポットもあります。
8月下旬は、草地でバッタやカマキリなどの昆虫を観察できます。
②夏の谷戸田(8月25日撮影)
谷あいにつくられた、階段状の田んぼを谷戸田と呼びます。トンボやカエルなど、水田と、そこに暮らすさまざまな生きものを観察することができます。
8月下旬はミソハギやヘラオモダカなど、湿地や水辺に生える植物の花が咲いています。
③夏の桜尾根(8月25日撮影)
桜尾根は小峰公園の中心を通っています。尾根道の両側にはヤマザクラやソメイヨシノの大木が並び、毎年春にはサクラのトンネルが楽しめます。
8月下旬は、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシなど、セミをはじめとした昆虫類が観察できます。