ページの先頭です

文字サイズ

背景色

小峰公園・小峰ビジターセンター

こみねこうえん・こみねびじたーせんたー

ここから本文です

レンジャーブログ

2020年05月23日

谷戸田の稲作 第1回「籾まき、田おこし」、第2回「代かき、あぜぬり」

小峰公園では、年間を通して一連の稲作を体験し、
”つくって食べる”よろこびを味わうプログラム「谷戸田の稲作」を
園内の谷戸田にて行っています。

第1回「籾まき、田おこし」、第2回「代かき、あぜぬり」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、残念ながら中止となりました。4月19日(日)に「籾まき、田おこし」、5月17日(日)に「代かき、あぜぬり」をそれぞれビジターセンタースタッフが代行しました。今回はその様子をご紹介します。

① まず4月に代行した「籾まき」の様子です。

種もみはあらかじめ、温度管理した水に2週間ほど漬けられ、小さな芽が出た状態になっています。この種もみを苗代に撒きます。次に撒いた籾が隠れるほどの土を上からかけ、さらにその上に燻炭をかぶせます。燻炭はお日様の温もりを貯めて籾を温め、籾が乾燥するのも防いでくれます。燻炭は昨年度の谷戸田稲作でとれた籾殻を炭にしたものを使っています。

②4月に代行した「田おこし」の様子です。

水を抜いた田んぼを、クワを使って掘り起こします。こうすることによって、かたまりになっていた土がほぐれて、柔らかくなります。田おこしをしながら、去年稲刈りをして田んぼに残ったイネ株、精米の際にでた米ぬか、案山子の材料だった稲わらを燃やした炭・灰なども田んぼの土に漉(す)き込みました。

③5月に代行した「代かき」の様子です。

田おこしが終わった田んぼに水をはります。そして、水をはった田んぼで、クワやスコップを使って泥を掘り起こします。水をはることにより田んぼに生えていた雑草や種が水没するので、除草の効果があります。また、泥水をかき回すことにより泥の小さな粒子が田んぼの底に溜まって水が抜けにくい田んぼができあがります。水をはった田んぼに、イトトンボやシオカラトンボが卵を産みにきました。

④さきほど掘り起こしてデコボコになった田んぼを、今度はトンボという道具を使って平らにならしていきます。デコボコを平らにすることによって、水から飛び出した高いところに雑草が生えたり、くぼみに植えた苗が水に埋まったりしなくなります。なかなか力のいる作業ですよ。

⑤最後は「あぜぬり」の様子です。

田んぼの側面に土を塗って土壁を作るのが「あぜぬり」です。まずはクワを使って田んぼのあぜに泥土を集めます。そして、集めた泥土をシャベルやスコップを使ってあぜに塗り丁寧にならしていきます。田んぼに水をしっかりためるためには、これも大切な作業です。「代かき」までが終わった田んぼは、田植えの準備万端。あぜぬりが終わって水をなみなみと満たした田んぼは、早く田植えをして~!と待ちかねているようにみえます。

ページの先頭へ戻る